#3289/3568 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 24/11/19 17:41 ( 24)
捜し物をする歌と言えば山下達郎か山崎まさよし 永山
★内容
好きこそものの上手なれと言いますし、基本的には書きたい物を書く・書き続けるの
が一番だとは思うのですが、それで話を終わりにするのも味気ないので……進むべき道
を決めるといった大仰な話ではなく、考えるための指針、いやそのまた手前にあるきっ
かけになれば、ぐらいのニュアンスで書いてみます。
複数の事柄からどれも選べなくて迷ったなら、合体させる、というのは新たな選択肢
になり得ます
この場合、純文学+ミステリ(あるいは私小説+ミステリ)ですね。
「純文学ミステリ」や「私小説ミステリ」で検索してみたところ、明確な定義は見当
たりませんでしたが、先行作品がいくつか出て来ました。
まあ、谷崎潤一郎や芥川龍之介といった明治文豪による短編ミステリは、純文学ミス
テリという以上に、純文学作家がミステリを書いてみた的な色合いが濃いかもしれませ
んが、それでも独自色は出ているように感じます。
長編では、私自身が既読である作品は昔、舞城王太郎や佐藤友哉を1〜2作のみと少
ないものの、それぞれがそれなりに面白かった記憶は残っています。ただ、他のタイプ
のミステリに比べたら、好みの順位はかなり下がりますけど、朝霧さんの嗜好にぴたり
とマッチすることがあるかもしれません。
あと、中村文則が高評価のようで。私はまだ読んだことがなく、著書の題名や粗筋か
ら、てっきりミステリ畑の人と思い込んでいました。「純文学と本格ミステリーの同
在」なんて評価されているのを見ると、気になります。
そういった純文学ミステリとされる作品に目を通してみて、琴線に触れるものがある
ようでしたら、選択肢として視野に入れていいんじゃないでしょうか。
ではでは。