AWC 《 春 愁 》 11 (濃緑編) 脩


        
#7014/7701 連載
★タイトル (JFM     )  99/ 2/26  16:26  (189)
《 春 愁 》  11  (濃緑編)        脩
★内容
      
                           ☆ 濃 緑 編 (7)☆

     その母は・・・・・

        火葬にではなく、
        土葬に、された。        
                                 /父が、(自発的に?)、土葬にすると、言い
                                   出して。   
     家での葬儀の後の、

     出棺直前に、

        私は、墓地には行かないようにと、言い渡されて、

                                 /家族、親族から。
        一人、家に残った。

        誰も、その家を、訪ねては来なかった。

                                 /葬祭業者も。

                                   (葬具は、翌日に・・・)    
   
                                      
     家の菩提寺のではなくて・・・・・別の寺の住職が来た、葬儀だった。

                                 /(母方の)祖母の生家の近くの寺の、住職だ
                                   った彼は、

                                   葬儀の前に・・・家の裏庭で、葬祭業者と一緒
                                   に、私を見て・・・
                                   
          *******************************************************

                           ☆ 濃 緑 編 (8)☆

     出棺後の、私一人が残っていた家の・・・・・
          
        玄関付近の庭で(?)、猫の、凄まじい、鳴き声がした。

                                 /その一ヶ月前から、母が、家から、閉め出し
                                   ていた、猫の・・・
                                                                  
        それは、私が、それまでに、聞いたこともなかったような、
        恐ろしい、鳴き声だった。                                               
                                 /一ヶ月の間、

                                   昼は、どこか遠くにいて、                    
                                   夜になると、家に来て、庭で、鳴いていた、
                                  
                                   家の猫の・・・
                                          
        猫は、その後・・・・・一人で、家の中に、入って来て・・・・・私
        の、膝の上に、乗ったのだったが。

          *******************************************************     

                           ☆ 濃 緑 編 (9)☆

     夕方、家族、親族が、墓地から、家に、戻って来た。

     その中には、
         
        まだ、家に残っていた・・・どこにもいなくなっては、いなかった
        ・・・私を見て、顔を見合わせる者達も、いた。

                                 /その他の者達も、

                                      ☆ 玄関の戸が開いていると・・・私に、注
                                         意したり、

                                      ☆ 玄関にも、その周辺にも・・・座敷にも、
                                         柱にも、葬具にも・・・私の服にも・・・血
                                         が付いていると・・・叫んだり
                                         
                                         (その夕方と、翌朝に)

                                   ・・・して・・・

          *******************************************************

                          ☆ 濃 緑 編 (10)☆

     都内の三校を、受験した。   

                           /母の葬儀の、二週間後から。

     朝早く、家を出て。
     汽車、電車を、乗り継いで。

 
     《 A校受験 》 
              
        ☆ 入学試験日。

              早朝、地元の私鉄の線路上で、トラックが立ち往生。全線不
              通に。

              遅刻しそうになって・・・・・受験。

                 (大学構内で、合格電報を申し込むことは、

                      《間違いが多いから。》

                   との、周囲・・・家族、親族・・・の反対で、前日までに、
                   断念。)

        ★ 合格発表日。

              父が、見に行く。

              合格。

              直ちに、入学手続きを取ろうとしたところ・・・・・目の前に現
              れた知人(市内の商店主)から、

                 《当学部に限り、急に、二次試験を、行うことになった。》

                 《その二次試験を受けるには、入学金を、前納しなけれ
                   ばならない。》

              などと、言われ、                        

                           /後に、それは、すべて、嘘であったことが、判明。

              手続きを、中止。

        ☆ 二次試験のことを、代議士に頼もうとした父も、周囲の、

              《当てにならないから。》

           との反対で、断念。                          :結局、二次試験は、
                                                         受けないことに・・・

                           /私の両親に頼まれて(?)、私の受験校を、選んだ
                             者(達)がいて・・・

                           /その者(達)が、人に、
                           
                                私の受験を、妨害させ、

                             さらには、

                                私の合格を、阻止させた

                             ・・・のでは、ないのかと・・・
                                           
          *******************************************************              
                                           
                          ☆ 濃 緑 編 (11)

     《 B校受験 》 

        ☆ 入学試験日。

              家族全員が、寝過ごす。

                 (三年前の、高校入試の日の朝と、同じように。)  
     
              受験。

        ★ 合格発表日。

              父が、見に行く。
          
              合格。

              前述の父の知人が、またも、現れるも、

                 《入学手続きをするかどうかは、もう一つの大学の、入
                   試の結果を、待ってから。》

              との、父の説明に、何も言わずに、立ち去る。
              
                           /戦時中に・・・生まれたばかりの、彼の息子に、あっ
                             たことで、

                             または、戦後に・・・野良で、私との間に、あったこ
                             とで、

                             父・・・母?・・・か、私を、恨んでいた(?)、彼・・・
  
                           /その日の後には、

                             その彼も、(当時、一、二浪していた)彼の息子も、
                             急死・・・

          *******************************************************




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