| 《 春 愁 》 10 (濃緑編) 脩 |
#7013/7701 連載
★タイトル (JFM ) 99/ 2/26 16:23 (165)
《 春 愁 》 10 (濃緑編) 脩
★内容
☆ 濃 緑 編 (1)☆
2月の・・・・・後の《建国記念の日》の・・・・・深夜に、
☆ 《ギャー》という、叫び声。
/猫の声ではなくて・・・人の声だったのか。
☆ 続いて、《フー》という、喉声。
/これも・・・
☆ 《シュー》という、長く、鋭い、声(?)。
/音?
☆ 大きく響く、《ガタン》という、物音。
☆ 《ヒュー》という、長く、甲高い、声(?)。
/サイレンのように、急降下して終わる・・・
☆ 母が倒れる、《バタン》という音。
・・・・・が、家の渡り廊下から、私の部屋まで・・・・・
/父は、熟睡していて・・・その声、音には・・・
/昭和37年。
私の大学受験期前。
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☆ 濃 緑 編 (2)☆
両親は、
《眠い》と言いながら、夕食後、すぐに、床に就いて、
私は、
受験勉強を始めた、七時頃から後は・・・・・部屋から、一歩も、
出なかった
/どうしても、出たくはなくて。
尿意も、必死で、堪えて。
・・・・・その夜の・・・・・
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☆ 濃 緑 編 (3)☆
午前零時頃に、
母が、 :父と同じように、熟睡して
いたはずの、母が・・・
目を覚まして、
渡り廊下に出て、
何者かに、私と間違えられて、
倒れた
・・・・・時の・・・ :声、音が・・・
/もしも、その夜、
(母が、目を覚ましたりしないで)
私が、部屋から、渡り廊下に出て・・・倒れて
いたら、
/その時は、両親とも、
夜中に、
私が行方不明になったといって(?)、家族
に、起こされることもなく、
翌朝、遅くまで・・・?
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☆ 濃 緑 編 (4)☆
私だけが聞いた(?)、その声、音が止んで・・・・・しばらくしてから
・・・・・
皆で、母を、渡り廊下から、部屋に、運んで、
家族が、 :最初に、騒ぎ出した・・・
深夜だったのにもかかわらず、母が倒れたことを、近所の親族
に、知らせに行って、
その親族が、
(虫が知らせて)家を出て、我が家に向かう途中の路上で、そ
の家族と出会って、
往診に見えた医者が、
寝室の外にいた私の名が、家族に呼ばれただけで、顔色を変え
て(?)、
部屋に入った私を、二、三秒間、見詰めて、
その後で、周囲の、家族、親族を、見回して、
/深緑編(6)の、町の医者。
(その夜更けに、不在ではなかった、ただ一
人の、町の医者でも・・・)
それで、その夜は・・・・・
(父は、以上のことを、別に、不審とも、思わなかったのか・・・・・)
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☆ 濃 緑 編 (5)☆
夜が明けると、
十人ほどの、母の友人、知人が、次々と、家を訪れては、
ただ、眠り続けていた、母を・・・・・
/倒れる前から、
奇妙な症状の数々を、訴えていた、
母を・・・
/それでも、医者に診せようとは、しなかった、
母を・・・
(人・・・友人、知人など・・・に、言われて・・・)
(父、家族、親族は、その者達の訪問を、ただ、迷惑がるだけで
・・・・・それ以上のことは・・・・・)
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☆ 濃 緑 編 (6)☆
もう一度、夜が明けて・・・・・午後になると、
(私に代わって、倒れた)母が、
渡り廊下で、何があったのかを・・・何を見たのかを?・・・
誰にも・・・私にも・・・話さないまま・・・・・
/(母の誕生日の)その日は、
朝から・・・母に近づくことを、許されてはい
なかった、私が、 :家族、親族から
呼ばれて・・・母が寝ていた部屋に、入った時
には・・・もう・・・
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