AWC 《 春 愁 》 8 (深緑編) 脩


        
#7011/7701 連載
★タイトル (JFM     )  99/ 2/26  10:49  (184)
《 春 愁 》   8   (深緑編)        脩
★内容
     
                           ☆ 深 緑 編 (1)☆

     集落の中の、道。
     その両側の、竹薮。                              :廃れた神社の側の・・・
         
        《削った竹を編んだ、隙間のない垣根》
        《その垣根を、内側から覆う、数本の椿の木》

        《奥の、真竹の群れ》
        《竹と竹との間の、密生した、枝の細い潅木、丈の高い草》

     人が、入り込めそうにもない・・・                   :昔、隣の家に奪われた、
                                                       敷地の中の・・・   

     だが、時々、ケケケという、数人の男達の、気味の悪い笑い声が、
     その、右側の、あるいは左側の、竹薮の中から・・・・・ :昼にも、夜にも・・・
                                   
                                                 /昭和30年代の、前半に。    
       
          *******************************************************  
     
                           ☆ 深 緑 編 (2)☆

     昭和30年に、野良で、私の首を絞めた者が、      :潅木の細い枝の茂みの
                                                       中から、現れて・・・

                               /他県出身・・・狩猟趣味・・・急進思想・・・
                   
     その二、三年後に、急死(病死?)した後で、      


        私が、母に、

           《漢字(数百字)、平仮名、片仮名、私の住所氏名、日本
             の主な姓》

        ・・・・・などを、ノートに、書き込まされたことがあって・・・・・
                                                     :何と言われてだったか

                               /ノートは、その後で、
                                 母から、親族へと・・・      
                
          *******************************************************

                           ☆ 深 緑 編 (3)☆
    
     その、親族の親子と・・・・・急死(病死?)した者の子供と・・・・・私と
     で、

        夜、映画を見に行った帰りに、

                               /いつもとは、違う道を通っての・・・

        私一人が、町の裏通りに、放り出されたのも、

     その頃のことで・・・・・         
                               /その夜・・・親族から、強引に誘われた、私と・・・

                                 映画館に向かっていた私(達)の前に、突然、
                                 現れた、その子供と・・・

          *******************************************************   
      
                           ☆ 深 緑 編 (4)☆
                       
     通院、入院、手術を、繰り返すようになった。

                              /緊急に必要なわけでも、なかった・・・
     中学二年の、夏から。

    
        ☆ 都区内の(U駅周辺の)大学病院に、母に、連れて行かれ  
           て・・・・・医師と、応答。
            
                               /昭和32年の、夏休みに。

        ☆ そこから、(A駅周辺の)旧財閥系の病院に回されて・・・・・
           診察。              
                               /同じ、夏休みに。

        ☆ (その病院から回された、O駅、K駅周辺の)医院で一度、
           その病院で一度・・・・・手術。 
                             
                               /33年7月・・・医院で、手術。   :夏休み前に

                               /35年(安保闘争、浅沼事件の年)12月・・・
                                 病院で、手術。                :冬休み前に

           おざなりな・・・
           医師達の、雑談の中での・・・
 
          *******************************************************      

                           ☆ 深 緑 編 (5)☆

     母が、人から、大学病院を紹介されたのが、きっかけで、
                                                                
        昭和32年に、応答、診察を・・・・・

     それで終りなのかと、思っていたら、

                               /医師からも、そう言われて・・・

        33年と35年に、(32年に診察を受けた)病院から、声を
        かけられて、手術を・・・・・

           (33年の)一度目の手術で、終わったのかと、思っている
           と、
                                /医師も、そう言っていたように・・・

              (35年に)、二度目の手術の、誘いが・・・・・

     耳鼻咽喉科などで。

        父、母、私に関する噂のことも・・・・・人から聞いて、知ってい
        たらしい、医師達の手で。                        

                               /同室の、入院患者達も・・・皆、私達のことを・・・
                                                              
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                           ☆ 深 緑 編 (6)☆
    
     朝、頭が痛くて、目が覚めた。

     猛烈な、痛み・・・・・

     薄目を・・・もしも、誰かが私の目を見つめていたとしても、
     気づきはしなかっただろうほどの、かすかな薄目を・・・開
     けると、

     そこには・・・・・

     父。近所の者。町の医者。                
                                 /戦時中に・・・嬰児期の私、兄、姉を、診察し
                                   た・・・?
                              
     三人とも、真剣な表情で、私を・・・・・

        《何なのだろう、これは?》
        《死ぬのだろうか、私は?》

        《母は・・・・・?》

     母は、その朝は、早くから、家にはいないのだった。

        《前にも、こんなことが・・・・・》

     (そして、また眠くなって・・・・・)

                                 /11月3日に関する、幾つかの記憶の一つ。
                                   中学生の時の・・・

                                 /昭和32〜33年頃。

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                           ☆ 深 緑 編 (7)☆

     昭和34年の・・・・・

        私の誕生日(4月中旬)の、

                               /その日は・・・ある歴史上の人物の、命日でもあ
                                 るのだが。

           朝(または、深夜、未明)には、

              私は、家(または、都区内)で、

                 医者に(?)、何かのことを・・・・・      :人の出生に関する・・・    

                               /両親とも、

                                 町中の者・・・昭和29年に、家に、犬を、譲っ
                                 てくれた・・・に、(都区内に)呼ばれて、
                                  
                                 家にはいなかった、朝(深夜、未明)に。

                               /誕生日の記憶の一つ。
                                 高校一年の時の・・・
                                  
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