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★タイトル (UYD ) 97/ 1/ 6 20: 8 ( 23)
雑談日記 KEKE
★内容
自分が書いた文章というものは、その良否を自分で判定するということが
しにくいものだ。相当な思い入れで書いているわけで、もう傑作だと
自分では思いこんでいる。目がくらんでいる状態で、その文章を見直した
ところで、分からないものは分からない。
で、何が言いたいかというと、この雑談日記の一番、二番を、友人に
配ろうと思って印刷してみたところ、読み返してみると、画面上で読むより
いくらか客観的にみれるせいか、思わず赤面してしまったようなしだいだ。
もちろん、すばらしい傑作だとは思っていたわけではないが、ま、そこそこ、
いや、けっこういける文章ではないかと思いこんでいた。それが、印刷して
読むと、ありゃりゃ、こんな程度の文章だったのかと、自分の文章作成能力
の拙さが思い知らされて、がっくりときてしまった。
しかし、思い直した。最初からうまいひとはいない。どれほど才能をひめた
ひとだって、いきなり楽器がひけるわけはない。くりかえし練習してうまく
なっていくのだ。楽器ですらそうなのに、しゃべる、書くという知的能力を
要するものが、そんなに簡単にうまくなるわけない。そりゃ、だれでもやって
いることだから、普通程度の、しゃべる書くなら、別に練習もいらない
だろうが、少なくとも、私は、もうすこし上のラインをねらっているわけ
なのだ。恥をかくことだ。文章を書いて、恥もかく。恥をかくことによって
しか文章はうまくならない。そう信じて書くことにする。
しかし、文章のうまい奴は最初からうまいという説もあるが、これは
このさい無視することとする。