| 常陸の丘から (2)花咲くころ まるふう |
#4119/7701 連載 ★タイトル (RWT ) 95/ 4/ 1 2:24 ( 16) 常陸の丘から (2)花咲くころ まるふう ★内容 いよいよお花見のシーズンが東京にもやってきたらしい。この月曜(3/26) に東京に出たときも、そろそろ咲き出した染井吉野の下で宴席をはっているグルー プがいた。 東京では、3月半ばでウグイスが鳴き出すけれど、ここ茨城ではそろそろらし い。今日、駅前近くの薮の中で下手なさえずりを聞いたのである。もしかしたら、 朝に「ピチュピチュピチュ」と鳴いていた、あれもそうだったのだろうか。町育ち のわたしは気の早いヒバリかとおもっていたのだが。 パソコン通信によると、諏訪の辺りは4月も末にならないと桜が咲かないそう である。確かに、以前高遠まで桜見物に家族でドライブに行ったのは、GWのこ ろだったような気がする。 しかし、あまのじゃくのわたしは桜よりは梅のほうが好きである。これは、カ ラオケが嫌いということにも因るかもしれないが。そして、線路際や土手に咲い ている菜の花を見て思うのである。 ああ、春が来た。 まるふう
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