AWC RE#4051 地球環境-1 >F Clefさん    Mary


        
#4052/7701 連載
★タイトル (PFM     )  95/ 3/17  21:17  ( 87)
RE#4051 地球環境-1 >F Clefさん    Mary
★内容

 F Clefさん、はじめまして。RES有難う。(^。-)

>しかしながら、ちょっと疑問に思う点、反論も出てきました。まず
>Maryさんは環境のためには無駄を無くそうと言っています。僕
>もそれは有効な手段だと思います。しかし、それだけでは、ありと
>あらゆる無駄を無くすだけでは環境は良くならないと思うのです。

>この無駄という定義自体もはっきりしません。例えば今、我々はパ
>ソコン通信をしていますが、これは無駄なのでしょうか。生きて行
>くのに必要では無いですね。では無駄なのでしょうか。

無駄とはしていることや費やしている物がある目的のために役に立たな
いということですね。物を粗末に扱うことも物が有効に生かされないわ
けですから無駄の範疇になります。無駄をなくすとはあなたが言われて
いるようなスッパリ全部止めてしまうことではありません。目的を達成
しつつ、資源やエネルギーを有効に使いましょうということなのです。

>環境の為の規制はどこまですべきなのでしょうか。環境を守るため
>にはリサイクルも必要です。しかし、リサイクルには相当なコスト
>(エネルギー)もかかります。Maryさんは
>
> 》これまでの商品がリサイクルを前提に作られていなかったからです。商
> 》品の種類こどに最も効果の上がるリサイクルの方法を考えれば良いので
> 》す。今ある物をそのままリサイクルしようとするから効率の悪くなるも
> 》のが出てくるのです。
>
>とおっしゃってますが、僕は無理だと考えています。リサイクルは
>資源のムダ遣いにならないだけで、リサイクル自体は再び物を作り
>なおす作業に他ならず、むしろ使用された後ですから、ある意味で
>エネルギーを絞ったカスを材料にするわけですから、難しいと思い
>ます。

 では、飲料を例に考えてみましょう。今ほとんどの飲み物はアルミ等
の缶に詰められ売られています。そしてそのお徳用としてペットボトル
による販売もあります。そしてこれらのほとんどは24時間つけっ離し
の自動販売機で売られています。こういう飲料の販売方法はどうして出
て来たのでしょう。ここにはエコロジーな発想は一切入っていません。
売上増加・便利さ・経済性の一辺倒です。基本的にはメーカーは売りっ
離しです。アルミ缶にはコストが掛かっても、便利ですから消費が伸び
メリットがあるからです。アルミ缶の場合は最近は大分回収されるよう
になったようですね。回収したものはもう一度溶鉱炉(電気炉)で溶か
してまたアルミ製品にしているのですね。アルミを作るのには大変な電
力が使われているということですね。

 ここでの無駄というか省資源・省エネを阻むのは何でしょう。自動販
売機の電力も勿体無いですね。日本全国の自動販売機で一日にどの位の
電力が使われるのでしょう。もの凄いでしょうね。夏のピーク電力にも
かなり貢献しているでしょうね。これについてはまとめて買って各家庭
の冷蔵庫に入れて置けばまるまる節約できる電力ですね。水分を補給す
るだけの為にね。缶飲料の価格には自動販売機の価格と設置場所の土地
使用料と冷蔵販売するための電力料が含まれているので、これをもしま
とめ買いして各家庭の冷蔵庫で冷やして飲めば相当安くなりますね。地
球環境に良くて消費者にも良くて、これって、エコロジーとエコノミー
が両立するってことでしょう。(ワハハハハハハハ・・・・・ス、ストップ)(笑い)

 それから、アルミ缶は良しとした場合、その回収率はどうでしょうか
。100%回収し再利用しているでしょうか。あなたの住んでいるとこ
ろでは空き缶はどのように捨てていますか。自動販売機の脇に回収ボッ
クスの設置があればわざわざ捨てに行っている人もいるのでしょう。で
も、不燃ゴミとして出している場合が多いのではないですか。区市町村
で回収されたゴミから何割位が分別され再利用に回されているでしょう
か。最初から資源ゴミとして分別収集している区市町村もあるでしょう。
そうでないところもあるでしょう。このようにアルミ缶のリサイクルを
考えても、回収率をもっと上げたり、回収方法をもっと効率良くしたり
と、改善の余地は幾らでもあります。

 ただ、私はアルミ缶による販売には反対です。昔のジュースやコーラ
やビールのように完全に再利用できる瓶による販売の方が良いと思いま
す。ここに技術的な資料はないのですが、アルミを作り、アルミ缶を作
り、飲料を製造し、飲料を売り、空き缶を回収し、またアルミ缶を作り
・・・というサイクルと、、、、、瓶を作り、飲料を製造し、飲料を売
り、瓶を回収し、飲料を製造し・・・というサイクルとでは、私は瓶の
方がエミロジーだと思います。つまり資源やエネルギーの使用量が少な
くなると思いますがどうですかね。瓶は半永久的に使用できるのですか
ら、洗瓶という行程があったとしても、アルミの製造またはアルミの回
収、製罐という行程より遥かにエコロジーではないかと思います。現在
のままで飲料メーカーの利益だけを考えた場合には、アルミ缶の方が良
いかも知れませんが、社会全体(または地球環境)の利益を考えた場合
には完全再使用の瓶の方に軍配が上がると思います。そしてそれが本当
なら、法律を作ったり政府がそれを指導して行くべきではないですか。
 私は瓶がベストと言っているのではなく、瓶よりエコロジーな方法が
見つかればそれを使えば良いと思います。瓶をガラスでなくもっと軽い
材料にするとかがその例です。(^。-)


                       Mary(マリア)




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