#4051/7701 連載
★タイトル (BKM ) 95/ 3/17 5:53 ( 95)
感想>Maryさん F Clef
★内容
初めまして。AWCはROMをずっとしていたのですが、Mary
さんメッセージを読みまして、感想と僕の考えをUPしたくなりま
した。
地球の環境問題は確かに深刻な状況にあると思います。Maryさ
んのおっしゃる事、というか思いは良く分かります。このままでは
人類はおろか全生命さえも滅ぶ可能性があります。
しかしながら、ちょっと疑問に思う点、反論も出てきました。まず
Maryさんは環境のためには無駄を無くそうと言っています。僕
もそれは有効な手段だと思います。しかし、それだけでは、ありと
あらゆる無駄を無くすだけでは環境は良くならないと思うのです。
この無駄という定義自体もはっきりしません。例えば今、我々はパ
ソコン通信をしていますが、これは無駄なのでしょうか。生きて行
くのに必要では無いですね。では無駄なのでしょうか。
環境の為の規制はどこまですべきなのでしょうか。環境を守るため
にはリサイクルも必要です。しかし、リサイクルには相当なコスト
(エネルギー)もかかります。Maryさんは
》これまでの商品がリサイクルを前提に作られていなかったからです。商
》品の種類こどに最も効果の上がるリサイクルの方法を考えれば良いので
》す。今ある物をそのままリサイクルしようとするから効率の悪くなるも
》のが出てくるのです。
とおっしゃってますが、僕は無理だと考えています。リサイクルは
資源のムダ遣いにならないだけで、リサイクル自体は再び物を作り
なおす作業に他ならず、むしろ使用された後ですから、ある意味で
エネルギーを絞ったカスを材料にするわけですから、難しいと思い
ます。
人口問題も浮きでてきましたね。僕も人口が多い事、これが一番の
原因だと考えています。多すぎる。あまりにも人類は増えすぎてい
ます。しかもまだまだ増える傾向にありますね。減らさなければな
らないでしょうね。人類を末永く生きながらせるには。しかし、こ
れはこれで大きな問題がありますね。人口が減るという事は新世代
が少なくなる事を意味しますね。そうするとどうやって、彼らは年
寄りたちを養って行くのか、という問題です。これは相当厄介な問
題ですね。
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しかし、僕は思うのです。人間が人間である所以は無駄をするとこ
ろであると。
人間は道具を使うようになって、他の動物と別な存在になりました。
服を着て、家を作り、火を覚えました。農耕して食糧を確保する術
も手にいれました。もうこの時点で人間は食物連鎖の自然界の仲間
から外れています。そして、石器などの時代にもすでに壁画を描く
など、文化というものがありました。言葉も生み出しました。動物
として生きて行くにはあまりにも無駄な物を生み出してきました。
そういう意味で知恵を持つという事は潜在的に、ただ生きて行くだ
けの為にのみ使われる訳ではない、という事を含んでいます。
文化的な営みは、動物として生きて行くためには必要の無い事です。
でも、Maryさんはこれを無駄と言い切れますか?僕は言えませ
ん。
人間の生活の消費構造は全く他の動物と変わらないと思います。現
存する動物たちのどれもがわざわざ好き好んで質素な生き方をして
いるとは思えません。出来ないだけだと思います。
ですから、人類が滅ぶのも、また一つの道だと考えています。それ
は、生きて行くために文化的な営みをやめるまでして、果たして人
間といえるだろうか、という疑問を感じるからです。だからといっ
て他の生命まで犠牲にしていいのか、とお叱りを受けそうですが、
それもまた所詮は一つの流れでしかないと思います。かつて、恐竜
が絶滅して哺乳類が繁栄したように別な世代へと交代していくと思
います。たとえ、それがどんなに長い時間がかかろうとも。ですか
ら
》惑星という物体の存続には何ら影響はありませんが、生態系には重大な
》影響が出てきています。むしろ地球は泣いているはずです。(;_;)
は、やはりおかしいと思います。結局は人間中心的ですね。その考
え方は。これを突き詰めていくと、果たして地球にとって生命は大
事な存在か、という倫理的・宗教的な問題になっちゃいますので、
あまり深くは突っ込みたくないですが。
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ただし、僕はだからといって諦めろとは言いません。生きる努力は
生きている限り必要でしょう。Maryさんのように主張する方が
居た方がいいし、どんどん反論と闘うべきです。ただ、Maryさ
んのおっしゃる事は極論的ですね。確かにそのぐらいやらないと滅
びかねません。でも、それが実現可能かどうかは非常に難しいと思
います。
何だかとりとめなく、まとまりの無い文章になってしまいましたが、
僕が言いたいのは、少しずつゆっくりと問題を解決していくより他
は無いのではないだろうか、そして間に合わなかったとしても仕方
が無いのではないか、と言う事です。急いては事を仕損じるという
諺があるように。
COPY RIGHT BY F Clef