AWC 代償   エピローグ     リーベルG


        
#4269/5495 長編
★タイトル (FJM     )  97/12/12   2:32  ( 32)
代償   エピローグ     リーベルG
★内容

              エピローグ

  4月7日

  今日は中学の入学式だった。
  入学式のことなんか書いても仕方がないから省略ね。
  小学校からの友達が大勢いるから、そんなに淋しくなかった。
  あたしは1年3組。担任の先生は、岡田先生という男の先生だった。中年じ
 ゃないけど、そんなにかっこよくない。
  クラスの男子にも、そんなにかっこいいやつはいなかった。ちょっとがっか
 りした。こんなこと、姉さんに知られたら怒られるかな?でも、中学生って、
 もう大人だと思うもんね。
  同じクラスの女の子は、10人ぐらいが知り合いだった。
  クラスの女の子の中で、ちょっときれいな女の子がいた。きれいっていうよ
 り、お嬢様って感じ。朝倉祐子っていう名前で、大会社の社長の一人娘だそう
 だ。席が近くだったから、あたしと朝倉さんは、ちょっとおしゃべりをした。
 わがままそうなところもあるけど、お金はいっぱい持っているみたいだった。
 今度、一緒にドーナッツを食べに行く約束をしちゃった。朝倉さんのおごりで。
  まあ、これで新しい友だちができたわけだった。なんか、これからいいこと
 がありそうだなって思った。中学に入ったら、いろんなことをやろうって思っ
 てた。友だちをたくさん作るというのも、やりたいことだったから、さっそく
 かなった。これは、やっぱり、中学生活が楽しくなるっていう事よね。
  明日が楽しみ。
  学校に行って、朝倉さんと話をするのが楽しみ。
  神様、おねがい。中学がずっと楽しいところでありますように。
  いつも、ずっと楽しい毎日でありますように。


                                  END

                                     1997.12.11




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