#2485/3137 空中分解2
★タイトル (JHM ) 92/12/11 6:51 ( 80)
《ミミズどころではなく》 カラオケ救
★内容
アメリカのある地方で「甲状腺機能亢進症」が多発した事がありました。
「甲状腺機能亢進症」というのは甲状腺ホルモンの作用が過剰な状態で、
甲状腺ホルモンの分泌や摂取が過剰な場合に起こります。皆様良くご存知
の「バセドウ病」などが原因となって起こり、心臓がドキドキする、汗が
出る、手足が震える、等の症状が起きます。
多発に気づいた医師は、血液検査にての「甲状腺ホルモン」の高値こそ
あるものの、甲状腺そのものには腫脹も無く、他の検査所見の異常が全く
といって無い事に首を傾げていました。また、通常は若い女性に多い疾患
であるのに年齢・性別に関係なく多発している事が全くの不思議でした。
通常の「甲状腺機能亢進症」とは異なる原因にて発症していると考えられ
た訳であります。
そこで、調査に乗りだした疫学者は、疫学の基本に則って、まず患者の
分布に目をつけました。患者の発生を地図上にプロットしてみると、その
分布は同心円に近い形をしておりました。その中心には、巨大なスーパー
・マーケットが存在しておりまして、患者からの聞き取り調査によって、
確かに患者または家族が、そのスーパーへ行ってしばしば買い物をすると
いう事実が確かめられました。さて、一体、スーパーの何が発症に起因を
しているのでしょうか?
ハンバーガーを食べていて、
「 はっ!んな〜バ〜カ〜な〜 」
と気がついたかどうかは論文には記載されてはいませんでしたが、結局の
処、スーパーで売っていた「牛の挽き肉」が犯人でした。別に毒物が混入
していた訳ではありません。そのスーパーに納入をしていた「倹約家」で
あった精肉業者が、「甲状腺」を含む内臓を、従来捨てていたのを改めて
肉に混ぜて挽き肉にする様にした事が、そもそもの発端であったのであり
ます。「甲状腺ホルモン」が過剰になる訳です。
そのスーパーで、「安売り(DISCOUNT)」の「挽き肉」をしょっちゅう
買う家庭で、ハンバーグとかの挽き肉料理を好んで食べていた方が発症を
した、という図式になる訳です。
( ううう、ヤベェなぁ〜、お肉は高い・・・ウチは貧しい・・・)。
さて最近、“SCRAPY”という病気がイギリスで流行しています。
もっとも、人間にではなくて乳牛の間にですが。もともとは、羊の病気で
あったのですが、昨今、乳牛に大流行。脳をやられてケイレンし、
「 狂牛病 」
と言われて恐れられています。まだ、原因が良くはわかっていないのです
が、伝染する事は確かです。人間には伝染しない、という事になっている
のですが、まだ、はっきりした訳ではありません。羊の病気ですけれど、
牛には大発生し、猫にも感染する事が確かめられています。下司の勘ぐり
をする方は、“SCRAPY”で死んだ羊の肉、ひいては脳味噌が家畜の
餌に混じっていたのではないか?と勘ぐっていますが、その様な事実は、
決して公になってはおりません。
ニューギニアには、“CURU(震える、という意味)”という病気が
あります。これは、やはり脳が侵されて、ケイレンを起こして死ぬ訳です
けれども、何と亡くなった方の脳味噌を食す、という習慣がありまして!
“CURU”で亡くなった方の脳も食されるのであります。そして、何年
か経つと発症して、また同じ儀式が繰り返される、という訳です。
フランス料理のメニューなんか見た事もないんですけど、聞く処により
ますと、
「 子牛の脳のウンタラカンタラ 」
とかいうのがメニューにある、と聞いた事があります。
「 甲状腺のトランタンキ 」 ・・・・・・トランタン期の皮算用?
とかいうのもありそうですね。そんな高いお店には、私は行く事が出来ま
せんけれども、イギリスにも「倹約家」の精肉業者さんがいらっしゃって、
「 牛さんを捨てちゃうんですか〜 もったいない!
甲状腺だけじゃモッタイナイから、脳味噌もいれましょ〜 」
とかいう事になったらですね・・・・(^^;)(^^;)(^^;)(^^;)(^^;)(^^;)(^^;)
注)疫学 epidemiology とは 病気の原因を追求する学問です