AWC 《カ〜ラン》                   カラオケ救


        
#2467/3137 空中分解2
★タイトル (JHM     )  92/12/11   6:19  (161)
《カ〜ラン》                   カラオケ救
★内容



 オフライン・ミーティングの帰り道・・・酔っぱらってトボトボ歩く。タクシーの
乗り場は、ズルズル並ぶ人で一杯。肝心のタクシーは影一つ見えない。仕方が無い。
懐も寂しいので歩いて帰る事にした。水銀灯の灯りが途切れる。千鳥足。縁石につま
ずく。眼鏡が飛ぶ。頼りなく、這い蹲って眼鏡を捜す。ぎりぎりで手が届きそうな処
に光るものがある。思いきり手を伸ばして掴んだ拍子に、ひっくり返って大の字にな
って倒れた。満天の星が見える。声がする。

 「 今日は思う存分 歌えたかね? 」

 「 いえ カラオケ というと 皆さん 白い目で僕を見るのです・・・(;_;)

 「 そんな スノッブ に負けてはいけない 私が力を授けよう・・・ 」

 こうして「カラーの神」の啓示は授けられた。そして、

 「 朝帰りの王・アーサー 」

の宝刀エクスカリバーを手にし、ルーク・マイクハナサン大佐が生まれたのである。

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((((((((((((((((((((((((((((((((((())))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))
((((((((((((((((((((((((((((((((((|)))))))))))))紫色のオーラが)))))))))
(((((((((((((((((((((((((((((((((^|^)))))))))))))))))))))))))))))))))))))))
((((((((((((((((((((((((((((((((^^|^^))))))))))))))全身を包む))))))))))
((((((((((((((((((((((((((((((((\|/))))))))))))))))))))))))))))))))))))))
(((((ルーク!(((((((((((((((((・・((・))・・))))))))))))))))))))))))))))))))
((((((((((((((((((((((((((((((・・((‖))・・)))))))))邪悪な俗物どもを)))))))
((((((マイクを使えっ!((((((((・・((‖))・・))))))))))))))))))))))))))))))))
((((((((((((((((((((((((((((((・・((‖))・・)))))))))))))次々に光芒が覆う)))
((((((((((((((((((((((((((((((・・((‖))・・))))))))))))))))))))))))))))))))))))
((((((((((((((((((((((((((((((・・((‖))・・))))))))))力は解き放たれ))))))))
((((((((((((((((((((((((((((((((((+))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))
((((((((((((((((((((((((((((((((((●))))))))))))))))))おどろおどろしき))
((((((((((((((((((((((((((((●_/‖))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))
((((((((((((((((((((((((((/■))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))
((((((((((((((((((((((((((\▲))))))))))))))))))))))全てが砕破され尽くした
((((((((((((((((((((((((((((||)))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))
((((((((((((((((((((((((((((||)))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))))
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 人前では「カラオケなんか!」と言いながら、しっかり自宅に「レーザーカラオケ」
を備えていたりする人も少なくない。自分一人の「解脱」のみを目指している。小さい
了見。性格が暗い。これを、人呼んで

 「上座部系」のカラオケ = 「小乗空桶」
という。

 皆でワイワイやるカラオケ・オフ。これこそ、我々が目指しているものである。即ち

 「大衆部系」のカラオケ = 「大乗空桶」

なのである。この道理が、あまり世に受け入れられていないが為に、心の叫び

 「 カラオケしたいよ〜 」

が、往々にして封殺されている。なぜなら、あなた方も見た事があろうが、

 「カラオケ」

と口にしただけで、口元の辺りに浮かぶ冷笑。

 「(『こんな奴』みたいにカラオケなんて歌わないよっ!私はっ!)」

そんな「俗物根性(スノッブ)」に毒された、不条理にまみれた世の中ではあるが、

 「 私は カラオケが好きだ! 」

と声高に「カミング・アウト」しようではないか!

 「 スノッブの粉砕は俺達の叫びだ 」

 この一見「些細」とも思える「カラオケ差別」は、すべての差別の根源と根を同じく
しているのではないか。

 「カラオケは歌わされるからイヤ」

という方もおられるだろうが、それは「マナー」が悪いだけ。それをもって、カラオケ
を否定するとは言語同断。私は、人に歌を強制をした事なんか、一度も無いぞっ!
(自分が歌いたいから?・・・・そです(^^;))

 シェフとグルだから「グルメ」というのかは知らない。けれど、来るべき高齢化社会
においては、「無印良品」が尊ばれてしかるべきであろう。不毛な「ブランド指向」が
拡大されてはならない。貧しき暮らしの明け暮れに、せめてもの楽しみが

  「 カラオケ 」

であり、「大吟醸」だの「ボージョレ」だの「トリュフ」なぞ、露ほどに目にしたこと
もない私ではある。だが、もし、あなた様と私の間に川があるならば そこにカラオケ
の橋を掛けよう。きっと、あなたは、今より幸せになれる。

 ラベルだ、レッテルだ、という前にもっと考えなくてはならない事があるのではない
だろうか。「酒」に為に生きるのではなく、より良き「生」を生きる為に酒はある。


     INPUT       ある酒A     OUTPUT

 ガス・クロマトグラフィー             きき酒名人の評価
 薄層クロマトグラフィー  → 含有    種々の
 液体クロマトグラフィー  → 成分        官能試験の結果
 マススペクトロメトリー  → 分析    条件下
 レーザー・ネフェロメトリ他            味覚試験

     ノウハウ   INPUT と OUTPUT の関係

     うまさ = f( X1,X2,X3,・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Xn )


 近代的なラボを持つ酒造メーカーの内部では、日夜「うまい酒」をつくるために
血の滲む様な努力がなされている。従って、膨大な「ノウハウ」が蓄積されている
のは間違いの無い処。「どういう成分」を組み合わせ、「どういう条件(温度等)」
で飲むと、「どのくらいのパーセンテージ」の方々に「うまい!」と思って頂けるか
というデータは、すでにあると考えて良いであろう。従って、コストを考えなければ
微生物による醸造ではない合成酒でもって「究極の酒」をつくる事は可能であろう。

 結果が問題であって、過程は問題では無い。化学に関する「ノウハウ」のほとんど
無かった中世。卑金属から「金」をつくる「錬金術」の書には、まことしやかな複雑
な手順が記載され、それがあがめ奉られていた訳である。それは、現在から見れば、
誤った事ばかりではあったのだが、水に落ちた生き物の運動暴発にも似た、試行錯誤
の結果、現代の化学は作られてきたのである。そういった時代を越えて、真実の時代
がやってきたのである。酒も、その例外では無い。

 しかし人の好みはそれぞれ違うし、万人向けの「究極の酒」など有り得ない。詳細
なマーケッティングと、セグメンテーションを考慮した販売戦略が重要視されるのは
当然の事であろう。製造コストも重要な問題である。そして人間には「飽き」という
現象もある。

 官能試験の結果は相当に心理的な条件に左右される。京都大学の西村周三教授は、

 「 経済学は もはや 心理学 である 」

という名言を吐いておられるが、「ハロー効果」のある様な「偉い」先生の御託宣が
あった方が「おいしい」お酒が飲めるのは確かである。「良いイメージ」のまとわり
ついたお酒の方が「おいしい」。従って、酒造メーカーが、毎日々々趣向を凝らした
コマーシャルを打つのは、「おいしい」お酒を提供するメーカーの「義務」と言って
も過言ではないであろう。また、「おいしい」お酒を飲むには、FSAKEにて情報
収集怠りなくしておく事も必要不可欠な事柄の一つである。

 ひとりで飲む酒は寂しい。「一人酒」を始めた方を見た場合、アルコール依存への
第一歩である、と考えてもそう間違いでは無いのではないか、とディープスロート氏
は言う。酒は皆で飲むもの。

 「 酒あればオフあり オフ無くして酒なし 」

はじめに酒ありき、で、やたら酒に対する「うんちく」が先行して内向する、という
現象を指して「酒オタク」と呼ぶそうであるけれども、あまり気持ちの良いものでは
ない。人は「うんちく」たれる「糞便製造器」では無いのである。そして、

 「 カラオケなくして 何の人生か 」

との条理もある。カラオケの重みに人々は気づき、そして、カラオケを失った事を知っ
たその時、どうしようもない悲しみにうちひしがれるのである。

 空桶衆は今日も行く。この「カーラン」の教えに則り。カラーの神あれば大丈夫。

 「 カラー・OK 」

今日も「マイクハナサン」で頑張って行きましょう〜。





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