#1231/3137 空中分解2
★タイトル (NKG ) 91/10/15 0:28 (123)
パラレル>鷹司〜プロローグ予告編〜らいと・ひる
★内容
映画の予告編を想像してお読みください。
(シュミに走りすぎって怒らないでね(^_^;)
#カットA(薄暗く、長い廊下)
一人の男が、廊下を駆け抜けていく。
そしてその直後に響いてくる複数の人間の足音。
警備兵A「待てっー!」
警備兵B「隊長!あの先は機密地区です。あそこに逃げられたら我々は手がだせ
ません。発砲の許可を!」
#カットB(研究所内の会議室)
大きなテーブルを囲んで老紳士風の男と若い研究員が座っている。
神崎主任「未来の選択支は無限に存在する。その一つ一つが新たな平行世界を作っ
ていくのだ。だが、平行世界は互いに干渉する事はできない。まして、
その次元間を転移することなど物理的に不可能なのだ。」
【パラレルワールドの秘密をめぐり、鷹司に降りかかる数々の至難とは?】
#カットC(鷹司の部屋)
べッドに寝ている鷹司と恋人の亜璃沙。
鷹司 「………だから、あの時ああしてれば良かったとか。そういう風にあと
とで悔やむ事があるだろ?そんな時、過去に戻って行動の選択をやり
直したいと思った事があるだろ。」
亜璃沙 「うーん、そうだけど………でも、やり直した選択がベストじゃない時
もあるんじゃない?」
鷹司 「だからさ……そういった様々な平行世界を見てみたいと思わないか?」
#カットD(再び研究所内の会議室)
神崎主任「パラレルワールドには、時空の時間軸を基本に現在の自分の座標を中心
とした無限円が広がっている。これらの中には、未来の選択支だけでは
ない無数の裏宇宙も存在する。だから、どんなスーパーコンピュターを
駆使して計算しても、転移した空間ベクトルを割り出す事は不可能に近
い。………もし、自分の世界を離脱し、別世界に転移した者がいたとし
ても、その人物は元の世界に戻れる確率はほぼ無限大分の一なのだ。」
#カットE(数日前の会議室)
神崎主任「単なるデジャブー………それとも過去の記憶なのか?」
鷹司 「馬鹿な話だと思っていらっしゃるんでしょう?でも、俺の中にはもう一
人の俺がいて、そいつの持ってる記憶が時空間……いや、無限次元間の
秘密を解きあかしているのです。」
神崎主任「きみの……その次元転移理論だが………気がついているのか?この世界
の人間にその理論が通じないことに…………」
#カットF(鷹司の部屋のベッドの上)
亜璃沙 「鷹司の背中のアザってさぁ、なんか翼の生えてた痕みたい………」
鷹司 「そうさ、俺は翼をもぎ取られた堕天使なのさ。」
【もう一人の自分が鷹司を呼び覚ます。そして、秘められた記憶の謎とは?】
#カットG(研究所の一室)
鷹司 「まんまと貴様にはめられたな…………坂本よ。」
#カットH(地下プラント)
鷹司に向けられる多数の銃口。
坂本 「そこまでだ!観念するんだな。」
【様々な策略の中で次第に覚醒していく鷹司】
#カットI(地下プラント)
突然、白く輝き始める鷹司の体。
彼の周りの空間に変化が現れ始める。
神崎主任「転移が始まったのか?!」
鷹司 「ちっくしょう!………いちかばちかだ!」
透明になっていく鷹司の体。
#カットJ(街頭)
なにか不安を予感して立ち止まる亜璃沙。その耳に微かに鷹司の声が。
亜璃沙 「鷹司!!!!!!!!(叫び)」
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パラレルワールドとは、もう一人の自分が生活している異次元世界である。
過去や未来の選択支に加え、裏宇宙などの無限の別世界が広がっている。
・・・・・・・
時に統一歴156年。この世界に住人である鷹司の身に変化が起こり始めた。
・・・ ・・
彼はやがて異次元に住むもう一人の自分達を傍観する事になる。
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【飛ばされた平行世界の中で見る自分とは?】
【果たして鷹司は元の世界に戻れるのか?】
お題特別企画 【パラレル】>鷹司〜プロローグ予告編〜
了
ちょっとだけ【あとがき】
こんな予告編であとがきなんてみっともないんだけど、一言補足です。
本編は別に作ってあります。だけど、これからパラレルのアップ状況によって
は、本編はそのまま消滅してしまうかもしれません。(苦笑)