AWC 短編小説第一弾『ある一日』      ファラックス


        
#1495/1850 CFM「空中分解」
★タイトル (ARE     )  89/ 3/21  22: 7  ( 64)
短編小説第一弾『ある一日』      ファラックス
★内容
       3月のある日・・・・・・
「あー、パソコン通信に入会手続きをして、そろそろ一ヶ月いつになったら来るんだ
 ろーな」
 と、思いつつ家に帰るとポストには何か、分厚いものがはさまっていた。しかし、
そこへ近所の子供達が来て郵便物を引っ張り出そうとしていた。
「あ!こらー、さわるな!。」
 子供A,B,Cは退却した・・・・RPGじゃない!ほんとにこれを書いてる奴は
何を考えてるんだ。子供達は急いで逃げて言った。
「危なかった、今日は早めに帰ってきてよかった。」
 と、呟き一度資料をばらばらにされたことを思いだした。
「あの時は、悲惨だったなぁ。」
 僕は郵便物を取り出して、何か重いのが気になった。
「IDとパスワードだけでこんなに重いもんだろうか?まっいいか。」


「さーてと、さっそくアクセスしょう。」
 包装を開けた僕はこんなに重かったわけが解った。分厚いまるで、新品のコンピュ
ーターを買った時について来るマニュアルと同じ物が入っていた。
「げっ、これを読まないといけないのか!」
 書くのは好きだか、読むのは小説と漫画以外は嫌いだ。変な性格だな。
「しょうがない、読もう。」
 我ながら、かるい性格だなあと思いつつ分厚いマニュアルを開けた。
 二十分位たっただろうか、玄関の呼びベルが鳴りだした。
「なんだ、なんだ、人が真剣に読んでるのに。」
 出ないわけにはいかないので、玄関を開けると、
「今、子供達と一緒に神様とお祈りをさせてもらっています。」
 げっ、エホバの外資系商人だ。いい年した、外人さんがニコニコと子供四人と一緒
に玄関に立っていた。
「あっそういうのは、お断りしますよ。兄貴が同じようなことやってますし。」
 こういうのは慣れているので、いつも同じようなことを言ってごまかしていた。
「そうですか、どういう御宗教で?」
「関係ないだろ!」
 僕は、おもっきりドアを閉めてやった。本当にこりないなあ。僕は気を取り直して
マニュアルを読み始めた。またしばらくして、
「ピンポーン、ピンポーン」
 またベルが鳴った。僕はさっきの事はすっかり忘れて玄関を開けた。
「どうも今、この保険に入りますとこの様な特典がついてきます。どうですか?月々
 二万円でよろしいんですよ。」
 どうもこの勧誘員は、僕のことが目に入ってないらしい。親か誰かと話しているつ
もりなんだろう。勧誘員は、はっと気が付いて、
「はっ、どうもすみません。御母様は?」
 凄い営業信念、すぐに気を取り直して話だした。
「今、買物に出てますけど。」
「何時頃お帰りで?」
 関係ないだろ!
「ちょっと、わからないんですけど。」
「それでは、このパンフレットをお渡ししておいてくれませんか?」
「はい、わかりました。」
 なんか、今日はこういうのが多いなあ。僕はまたマニュアルを読みだした。すると
また、
「ピンポーン、ピンポーン」
「な、なんだ次は。」
「今、ここの通りを中心に御仏壇を販売しております。」
 僕はむしょうに腹が立って、何も言わずにドアをしめた。僕は、またマニュアルを
読みだすとまた・・・、
「何か嫌な予感がする。」
 そう思いながら、また時はすぎていった・・・・・・・・

                                   おわり

 どうでした、はじめてなので自信はありませんがちっと生意気だったでしょうか?
感想、聞かせてくださいね。直したらいい所などでもいいです。

                                ファラックス




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