AWC 見たままを描写するのがよいとは限らない   永山


        
#3209/3610 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  24/09/11  17:00  ( 27)
見たままを描写するのがよいとは限らない   永山
★内容
 WOWOWのドラマ「密告はうたう2」第五回を録画視聴。ネタバレ注意です。
 状況がだいぶ整理された回。当然、何が起こっているのか分かり易くなった気はする
のですが、その一方で、描かれたことを表面的に理解してそのまま受け取っていいのか
どうか、多少の迷いも。考えすぎると、またややこしくなってくる訳で、これはもう流
れに身を任せて、騙されるときはすんなり騙された方が心地よいかもしれない。(^^;
 ヒロインの皆口が一番気に掛けている、婚約者・斉藤を殺した犯人を突き止めるため
の手掛かりとして、トカレフから発射された弾の線状痕があります。前々回で鑑定を頼
んでいた結果が、やっと出た。これだけ待たせるんだからさすがにそろそろ犯人特定(と
いうか凶器特定)かと期待していたのですが、空振り。まだ引っ張るかと思いつつ、続
きを見ていると、新たな容疑者が登場。それで皆口の台詞に、この新たな容疑者こそが
斉藤殺害の犯人だと決め付ける発言があったのですが、何で決め付けたのか分からな
い。確かにその人物は狙撃の名手であり、映像に撮られた犯人の姿にも似ていると言え
ば似ているんですが、そういった議論なしにいきなり断定調で話が進められると、少し
違和感を覚えてしまいます。


 U−NEXTで、「ONE CHAMPIONSHIP」という格闘技団体の大会を観
ているとき、総合格闘技の試合の実況につい笑ってしまった。※この団体は一つの大会
で、総合格闘技の他にもムエタイやキックボクシング、グラップリングなどを組む
“極めるのか殴るのか、極めるのか殴るのか――抱き合った〜”みたいな感じで言うも
のだから、音声だけ聞いてその様を想像すると、何だかおかしくって。
 実際には、選手Aと選手Bの対戦でグランド状態になり、AはBの足関節を極めよう
とし、Bは極められまいと上半身を起こしてAを殴ろうと拳を振り下ろす展開。最後は
Aも上半身を起こして互いにクリンチする格好になった。これを咄嗟に「抱き合った」
と表現するセンス。(^^;

 ではでは。





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