#1858/3588 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 21/07/22 19:24 ( 23)
全体的にふわっとした出来 永山
★内容
テレビ朝日系で放送のドラマ「刑事7人」シーズン7第三話を録画視聴。ネタバレ注
意です。
それぞれ別の登場人物が、尋ねられるも過去をすぐには語らないシーンがあって、何
でこんな芸のないというか淡泊な演出を重ねたんだろうと奇妙に感じたです。特に、同
元教授は捜査する側の人間なんだから、多少の痛みを伴う記憶であったとしても、すぐ
に語るべき状況だったような。
犯人を脅迫していた山崎、二十年前に犯人が見付けたキノコが毒キノコだと、今にな
って分かった、ここまではいい。ですが、「じゃあ二十年前のあの不審死は殺人でおま
えが犯人だろ」とはならない気がする。アリバイを崩せていないし、新種の毒キノコが
他の毒の作用を遅らせる性質を有するなんて、知りようがないし。
二十年前の事件で、堂本は検査結果に腑に落ちない点があるから殺人かもしれない、
調べ直してくれと主張。実際には、堂本の検査にミスはあったが、やはり殺人だった…
…という微妙な構図に。疑われて辞めた刑事も、自身で潔白を積極的に証明しようとし
なかったのが主な原因であり、堂本の検査の正誤は関係ない気がする。強いて言うな
ら、金を借りた相手が不審死した事件の捜査を、自分は利害関係にあるからと外れなか
った点が、間違いの素かなぁ? 医者の卵は、あんな簡単に専門を変えられるの?
犯行現場知覚の防犯カメラに、元刑事の娘の姿は捉えられていたのに、犯人は映って
なかったらしいのは何で。
殺しの凶器を自分の別荘の庭に埋めるなんて、犯人、手を抜きすぎ。ドラマ作りの観
点から言えば、いくら犯人を追い詰める手立てがないからと言って、凶器が容疑者の別
荘から出て来るのは安易すぎる。
ではでは。