AWC 台風が来る前の一家   永山


        
#207/3612 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  17/09/15  20:27  ( 24)
台風が来る前の一家   永山
★内容
 大型台風の接近で、準備・対策にちょっと忙しくなりそう。
 父の経験に寄れば、予報通り(二十四年ぶりになる勢力)で上陸したら、家のドアの
開け閉めが(風向きによって)困難になるかもしれないから、離れではなく母屋にいた
方がよいとのこと。様子を見つつ、決めよう。

 フジテレビ系で放送のドラマ「僕たちがやりました」第九回を録画視聴。ネタバレ注
意です。
 最終回を前にしての停滞に、げんなり。中弛みというか終盤弛み。
 トビオらが自首を決意してから実際に行動に移すまでが長い。各人の人間模様を描い
たつもりかもしれないけれど、そういうのは前回までで大体終わっていて、今回はさら
っと流す程度にしておいた方がまとまりがよく、またテンポもよくなっていたと思う。
 それでも、自首したことをパイセンの父親に握り潰されないよう、念入りに計画を立
てるとか言っていたから、期待していたんだけど、蓋を開けてみれば練りに練ったとは
ほど遠い、派手さ優先の計画だった。計画が成功すれば、そりゃまあ、握りつぶすのは
難しくなってくるだろうけれど、そもそも成功するかどうかがかなり怪しい。真っ昼間
の都会で万札付きのビラを撒いておきながら、警官等に捕まることなく、野音まで走っ
て逃げて自首と経緯を大々的に発表するなんて、どんな目算があって計画したんだか皆
目理解できない。ドラマではもちろん成功するけれども、何か裏に深謀遠慮が隠されて
いるとでもしてくれない限り、全然納得できない展開でした。
 市橋の死が、割と簡単に乗り越えられているように描かれたのは意外。このことこ
そ、もっと引っ張るのかと思ってた。ドライな感じが、このドラマでの人間らしさなの
かもしれず。

 ではでは。





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