#116/3591 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 17/06/17 20:11 ( 27)
かけ・かけ・たし 永山
★内容
新日本プロレスのオカダ・カズチカがタイトルを賭けてケニー・オメガと対戦、六十
分時間切れ引き分けで防衛に成功――という試合を伝える記事の見出しが、「王者オカ
ダが6度目の防衛、オメガとの死闘制す」となっていた。
引き分けに終わっても、「制す」でいいのか?
少し前に流れていた、映画「無限の住人」のテレビコマーシャルで、“不死身の男が
命をかける”とか言っていたのも気になる。
TBS系で放送のドラマ「リバース」最終回を録画視聴。完全にネタバレ注意です。
前回で示唆された蕎麦アレルギーが事件の真相の全てではなかったけれども、さりと
て、今回示された強盗らが関与していた真相にしても大した違いはなく、面白味が増し
たとも言えない。今回は感動させるための付け足しのように思えたです。
これなら、前回のアレルギー発覚の段階で終わりにした方がよかったんでは。原作小
説はそこで終わりらしいけど、何で改変したんだろ。
また、付け足しの真相の暗示が、ドラマ序盤の放送回に入れてあったのはいいんです
けど、離し過ぎじゃないかと思う。
視聴者に与える驚きのレベルも合わせて考えると、先に強盗関与の線を徐々に詰めて
いき、最終回で蕎麦アレルギーが明らかになるという流れの方がよかった気がします。
そもそも、強盗の線が最終回の一回でトントン拍子に解決まで辿り着くのって、非常に
不自然に映る。警察が事故と強盗を結び付けられなかったのには一応ちゃんと理由があ
るとは言え、事故と同じ日に強盗事件は発生しており、捜査の過程で強盗の逃走経路を
明白にしようとするでしょうから、強盗犯もごまかしきれないんじゃないかしらん。
あと、各人が抱えていた問題が、今までどうにもならない感じだったのに、最終回に
来てどれもこれもそれなりにうまく行くというのは、最終回だから許される範囲ではあ
るけれども、少しは段階を踏んで欲しかった。
ではでは。