AWC パソコンの話  談知


        
#185/569 ●短編
★タイトル (dan     )  04/10/12  04:16  ( 48)
パソコンの話  談知
★内容
 まず最初はタイプライターなのだな。それもかなのタイプライタ
ー。あれは二十歳くらいのときだろうか。梅棹忠夫の「知的生産の
技術」を読んで感心した。そのなかの、文章はかなタイプで打つと
いうのにあこがれて、早速かなタイプを買い込みぱちぱち打ってい
た。まあ結局はめんどくさくなって途中でやめてしまったが、しか
し、これによりきーの打ち方などを覚えたという効果はあった。
 そうこうしているうちに、世の中はワープロの時代になった。最
初は数百万もしていたワープロもいつしか20万10万と価格が落
ちてきて、どうやらワタシにも買えるようになってきた。ワタシが
買ったのはオアシスという富士通のワープロだった。10万くらい
のマシンだったのではなかったろうか。あれは親指シフトという独
特のキー配列のキーボートを使う。しかし、ワタシは何度もやって
みたが、どうにもなじめず結局ローマ字でやることになった。思え
ばこれもいい結果だったな。ワープロが廃れて、パソコンの時代に
なってもすんなり移行できた。親指シフト派のひとは、使えるパソ
コンが富士通のものしかなく、とても不便になっている。
 オアシスをどれくらい使ったろうか。ここに入っている文章のか
なりの部分はオアシスで書いたものだ。フリーズなども一回もなく
とても優秀な機械だったが、いつしか時代はパソコンになっていっ
た。DOSではPC9801がメインのマシンになっていた。しか
し、ワタシはなぜかそれが気に入らず、マックのほうを買った。ま
ああの時代では、マックのほうが遙かに先進的なマシンであったわ
けだが。MAC SEというマシンで、新型がでたため型落ちのマ
シンを買ったのだが、それでも30万円もした。まったくあのころ
はパソコンは本当に高かった。PC9801でも、ハードディスク
もない機種でも20数万していたのだ。それに比べると、今は本当
に安くなったものだ。このマックで5年以上書いていたのかなあ。
マウスを動かして操作していくマックは本当に未来マシンという感
じでかっこよかった。コンパクトな外観もかわいかった。気に入っ
ていたパソコンだったが、よくフリーズするのにはまいった。せっ
かく書いた文章がパーになったことが何度もあった。マックは何度
か買い換えた。故障して終わりになるというパターン。機械として
やわだといわれていたが、それは本当だった。98が実用品とする
なら、マックは趣味の品という感じだったが、そのぶん壊れやすか
ったわけだ。
 そしていよいよウインドウズマシンの登場である。マックからウ
インドウズに乗り換えた最大の理由は、ひとつにはウインドウズマ
シンのほうが安かったこと、それとソフトの問題だった。早い話、
ここのRFORUMだってウインドウズソフトである。ワタシが使
うソフトの多くがウインドウズ用だということが大きかったな。
 しかしまあ、文章を書くのに、マックもウインドウズもない。書
けないとしたら、パソコンのせいではなく、自分のせいである。書
く意志があるなら、どっちのパソコンでもいいわけである。だから
今ワタシはウインドウズマシンを使っている。しかし、本当は、い
まだマックのほうが好ましいかなとは思っている。金さえあれば、
マックを買い、両方使いたいなと思っている。
 こうして、ワタシのパソコン時代はやってきて、未だ続いている
わけである。





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