AWC 感想>SF傑作選(下)>血をわけた子供  $フィン


        
#4341/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (XVB     )  07/08/12  00:07  ( 17)
感想>SF傑作選(下)>血をわけた子供  $フィン
★内容
『血をわけた子供』

著者 オクティヴィア・バトラー
(早川書房 80年代SF傑作選(下)より)

女性作家じゃないと書けない話だと思う。未来人類は地球以外の星に永住するようにな
った。しかしその星には先に知性生物がいた。人類と知性生物と仲良くできることがあ
るのか? その問題を生殖行動と結び付けて考えたら、ちょっとスプラッターな生殖行
動になってしまった。ネットの友人は心地悪くてユーモアのない作品だと評価したけ
ど、どるちゃんは面白く、宇宙にはこんな生殖行動があるのだなぁと感心しました。
異星人は、人間に麻酔をかけて、体内に卵を産み付ける。そして卵はそのうち孵り、う
じむしとして人間の体内で大きくなる。そしてまた麻酔をかけて人間を解剖し、ちょっ
と大きくなったうじむしを取り出し、他の動物にうじむしを入れて大きくする。ちょっ
と間違えたらエイリアンだけどね。
人間でも男は自分の精虫を女の中に宿らせて、繁殖するのだから、気持ち悪いと思った
ら気持ち悪いね。ぶるぶる






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