AWC “白き翼を持つ悪魔【01】            悠木 歩 ” の続き 一括表示
17件が見つかりました。11件から17件目です。

●白き翼を持つ悪魔【11】            悠木 歩   (401行)
「自分でもさ、一応自覚はしてるのよね」  長い沈黙を終わらせたのは梨緒だった。  しかしその言葉は先に投げ掛けた問いへの答えとは思えず、優希は首を傾げる。
◆●長編 #0282 2006/08/25


●白き翼を持つ悪魔【12】            悠木 歩   (412行)
「ちっ、マッポ(警察)か………メンドーだな」  元より抵抗らしい抵抗を見せていない健司だったが、いまは壁にもたれ掛かり 微動だにしない。男の言葉ではないが、完全なサンドバッグ状態となっていた。
◆●長編 #0283 2006/08/25


●白き翼を持つ悪魔【13】            悠木 歩   (306行)
 どれだけの時間を費やしたのか分からない。  あるいは肉体を失った魂にとり、時間の経過などないのかも知れない。彼女は 膝を突き呆然と夜の海を眺めていた。
◆●長編 #0284 2006/08/25


●白き翼を持つ悪魔【14】            悠木 歩   (381行)
 一瞬、全ての時間が止まる。  いや、実際に時間が停止することなど有り得ない。止まったかのように感じた だけに過ぎない。しかし健司はしばらくの間、指先すら動かせなかった。生きよ
◆●長編 #0285 2006/08/25


●白き翼を持つ悪魔【15】            悠木 歩   (430行)
(あれっ? もしかして、室田、さん)  健司が街ですれ違った梨緒に、初めて掛けた言葉である。問うような口調であ ったが、当然相手が梨緒であることは、事前に確認していた。
◆●長編 #0286 2006/08/25


●白き翼を持つ悪魔【16】            悠木 歩   (249行)
「バカ、危ない」  無音のはずの空間に、そんな声が聞こえた。  それから強い力で身体が後方へと流される。いや、これは当然だろう。力尽き、 流れに負けたのだから。
◆●長編 #0287 2006/08/25


●白き翼を持つ悪魔【後書き】          悠木 歩   (126行)
 これを読まれている方は、本作のほうもお読みくださったのでしょう。厚く 御礼申し上げます。もしまだお読みでなく、これから読んでみようと思われて いる方は、これを読むのは後回しにするようお願いいたします。
◆●長編 #0288 2006/08/25


前の10件 
新しい順に表示



オプション検索 利用者登録 アドレス・ハンドル変更
TOP PAGE