AWC 近く二度ほど再放送があるみたいだし   永山


        
#2921/3772 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  24/01/11  19:34  ( 37)
近く二度ほど再放送があるみたいだし   永山
★内容
 NHK−BSで放送のサイエンスドキュメンタリー?番組「フロンティア」の第二回
を、少し前に録画視聴。ドラマなどの創作物語ではありませんが、一応ネタバレ注意。
 第二回のテーマは、人工知能。予告で「生成AIにインタビューを敢行」とか言って
いたので興味を惹かれました。
 で、インタビューの中身も、それ以外も大変興味深く面白かった。感動的ですらある
んじゃないかと。
 まず、インタビューの様子を見ていて感じたのは、AIに個はあっても、それぞれの
AIに個性は生じるんだろうかということ。日本語で、好きな歌手を聞かれ、「米津玄
師」と答え、続けて好きな曲を聞かれて、「米津玄師の『Lemon』」と答えていた
のですが、これってネットで拾ってきたデータを元に、最も無難な返事を選び取ったん
じゃないかと思ってしまった。別のAIに同じ質問をぶつけたら、どうなるのか。ある
いは、同じAIに同じ質問を重ねたら答が変わってくるのか否か。そこ個性はあるの
か。
 そろそろインタビューを終わりましょうかと質問する人間が切り出したら、AIが最
後になって「どうして人工知能を作りたいのですか?」と逆に質問してくる場面があり
ました。最後になってこの質問をしてくるなんて、出来過ぎだと思ったのですが、編集
や手心は加わってないのかしらん。
 インタビューの他で、最も印象に残ったのは、AIを搭載したロボットに、実体験を
通じて学習させる実験。四脚のロボットに、「一歩前進すればプラス1」「転倒すれば
マイナス1」という条件のみを与えて、その挙動を観察する。最初は起き上がれずにす
ぐに転んでジタバタしていたのが、三〇分経ったところで起ち上がる。そこからすぐに
歩けるようになるのではなく、これまた三〇分ほど要して歩行を獲得。歩き出したロボ
ットをすっっころばしても、すぐに起き上がれるようになった。一連の様子を見てる
と、ロボットに対して思わずがんばれと声を掛けたくなりそう。
 で、割と衝撃的だったのが、この実験を行っている開発者の人が、ロボットをすっこ
ろばすとき、足蹴にしたんですよね。愛情の全くない、乱暴な動作。論理的であろう理
系人間でもそのロボット自体の開発者だったら、多少は愛情・愛着みたいなものを持っ
てるんじゃないかと思っていましたが、少なくともこの人は全然違う。それが結構、シ
ョッキングでした。
 加藤元浩の漫画『証明終了』において、お手伝いや介護用のロボットをあまり人間に
似せて作ると、利用者の中には遠慮してしまい、物事を頼めなくなる人が出て来るだろ
うとの旨が描かれたことがあり、私はさもありなんと同感したものです。一方、この番
組で開発者が自身の造ったロボットをあそこまで粗野に扱えるのは、研究者ってそうい
うものなのかなあと納得できそうで、でも何かしっくりこないような。もちろん個人差
があると承知の上で。

 ではでは。





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