AWC 疲れたんでここまで   久作


        
#2297/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (gon     )  04/08/28  02:04  ( 69)
疲れたんでここまで   久作
★内容
いや実は、前MSGは1リーグ制以降問題に就いて書いたんすが、朝から仕事だし疲れ
たんで、途中で書くのを止めたんすよ(オンライン書き)。意が通じて良かった(←通
じたんじゃなくって独自の到達だろ)。

体操とかなんて、大漢和辞典一冊ほどもあるバインダー式採点基準集があって、種目の
技ごとにAとかウルトラCとか厳密に定められている……ように見える体制はある。こ
こで三回転したらとか四回転半したら……とかポイントが定まっている……んだけれど
も、それでもキレイでなかったとか何とか【人間ならでは】の判定となる。
新体操とかシンクロとかフィギャァとか、全くやったことはないけれども、フィギャァ
なんかで三回転するか三回転半するか絶対基準で優劣を定められる側面もありはする
が、芸術性だの何だの得体の知れぬものまで数値化される。此を万人が納得するよう説
明することは、抑も不可能。故に、美術アカデミーみたいな【権威】ある審判団が各個
数値化し、最低と最高を切り捨て、合計するんだったか平均するんだったか、まぁ理論
上同じだが、得点が決定される。まぁ此は、そぉいぅ競技だから諦めもつく。ある程度
は共有されている【美の基準】に忠実であると目された審判員が選出され、即ち一定範
囲に収まっているとされる人々が集まり判定している。「美の基準」が西洋にあり、余
り云いたくないが、競技者の体型そのものも評価に影響し得る。もしかしたら東洋人の
体型でこそ黒髪なんか活かし美しく見える技を開発できれば可能性もあろかもしんない
が、具体的には見当も付かない。差し当たり、音楽だけで東洋を表現しても通じはしな
いとは思うけれども。

厭な話だし確認したわけではない上、ヤッカミも混じってはいるであろう話なんだけ
ど、人と話をしてると、「ドコソコのダレダレちゃん、新体操してるでしょ。大会で上
手に出来たのに入賞できなかったのよ。だって、審判の中で一番偉い先生の教え子が教
えた子しか、良い点を貰えないからだって」。こう書くと甚だ日本的でイヤラシイ空気
が漂うが、まぁ一番偉い先生とやらの実力は解らないけど、其の先生が教えたら、そり
ゃ其の先生の亜流になる可能性が高く、そんなのが寄り集まって採点すりゃぁ、「一番
偉い先生の教え子が教えた」選手が比較して高得点をとってしまう可能性が高いことは
自明。また、其の流派が素人観衆の最も多くを尤も感動させるとは、全く限らないこと
も常識。同様の話は、まぁ美しさを競う新体操だけでなく、実は最も合理性を求められ
るべき殺し合いを起源とする武道なんかでも、囁かれてたりするから始末が悪い。籠手
なんかで、「あれぢゃぁ手が落ちとらんやろが」とポイントを与えられないのであれば
(少なくとも言い方としては)納得できるが、昇段試験で「誰々先生の教え子に教わっ
たんじゃないから」となれば問題だ。が、まぁ型の「格」とか「品位」は高段者にしか
解らないのかもしれず、確かに伝えることも限られた者にしか出来ないのかもしれな
い、と柄にもなく【良心的】な解釈もしてみたりするんだが、やはり釈然とはしない。

多くの民族が狩猟採集から農耕へ移行した理由は、人間が安全性・確実性を求め其処に
安住したがる者だから、とも言えると思うんだけども、上記の如き主観評価の世界で
は、実際は如何あれ、人々に【羽振りのいい者にしがみついておけば大丈夫】との意識
を植え付けてしまいがちかもしんない。そんな輩が「まぁ世間って実際にはねぇ、色々
あるんだよ」と解った風な口を利けば、元々理のある判定の体系が確保されていたとし
ても、(そいつらが評価者/審判になっていくんだから)結局は「誰々先生の弟子でな
い者の弟子」は昇段試験に、なかなか通らないって事態に陥るようになる。易きに流れ
る人の性。
さて、まだしも現在は健全や否や。

いや八犬伝に出てくる伏姫ってヒロインは作中で山の洞窟に犬と籠もるんでふが、何故
だか其の架空人物の籠もった穴が、千葉県には実在する。何時からとは確かに解らない
が、地元では、そう言い伝えられている。まぁ大昔のテーマパークだったんでしょうけ
れども、そうは云わず「これが伏姫の籠もった穴」と言い切る所が凄い。事実と妄想の
混淆は、人として当たり前の形ではあるけれども、そのようなことを思わせる興味深い
現象だったりする。これが八犬伝ってファンタジー小説のテーマパークなんだから罪が
軽いが、さて実生活に関わる場所に持ち込むことは、日本の常識として御禁制であるけ
れども、持ち込むことも「日本の常識」だったりするから、ショーガナイ。まぁ、後者
の世界の方が、或いは居心地が良いのかもしれないが、日本人であることを辞めること
だから、やっぱりヤだな。それに抑も、保護貿易の壁は破られて既に久しく一時はバブ
ルで賑わったものの周辺諸国は着実に実力を付け続け東北アジア安保網ならまだしも日
本人の主食は米だから実は日本は米国(の一部)だったかと思うほどの対米追従に固執
するうち「国際貢献」との美名のもとに(別に実は「美名」とも全く思ってをらんが)
軍備を安く買いたたかれ即ち人命を無駄に消耗させられる時代が来るかもしれんが如其
くなった原因は日本人の心性に帰着せざるを得ず後世の史家が如何に評価するか(分か
り切っているだけに)暗澹たる気持ちとなる。個々人の虚偽や媚びによる濫望の達成は
某政権下の教育で確固たるものとなっているけれども其れは単に保護貿易やら何やら日
本が良い状態にあった時なら其れで如何にかなってきたんだが続けてきたため全体の力
が低下してしまった時に国際情勢が更に流動的になりつつあるから甚だ剣呑だ。さて、
誰が如何に責任を取り決着し方向を転換するのか、時の動きに興味を持つ者が史家だ
が、日曜史家の私は転換を目の当たりにする幸せに今から打ち震えているのであつた。
けけけけけっ。





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