#6993/7701 連載
★タイトル (CKG ) 99/ 2/23 16:43 ( 59)
@コラムbT2 民主主義の基本は選挙制度から ヨウジ
★内容
民主主義の基本は選挙制度から始まる。
現実を良く見るべきだ。
二大政党制はアメリカの例でも解るように
時が経つ程癒着が固定化し
対立候補が出難い政治風土を生んでいる。
投票率が20%台と極めて低く、
党派的対立が強まり問題が多い。
小選挙区比例代表並立制の小選挙区部分もこれとまったく同じである。
多党乱立の政治風土の中では
政権交代を目差した小選挙区制は機能しないばかりか
肝心の民意が反映されず、
無党派層が増え国民の不満が高まるだけだ。
大政党、中でも第1党が圧倒的に有利になり
この傾向は時が経つ程強まり
政権交代どころか極端な政治を生む危険性をはらんでいる。
多党乱立とはすなわち様々な階層の多様な民意が存在することを意味している。
また特定の利益に偏らない多様な人材が存在していることを意味している。
選挙区ごとに多様な民意があるのに、
その代表が一人だけでは一部の民意しか伝わらない。
これを全国に渡り積み重ねても民意の歪みは正されない。
反対意見は数年に一度の選挙の段階では切り捨てられない。
何故なら選挙の段階ではまだ議題も議案もまだ出ていないからだ。
その切り捨てを無理矢理やってしまうのが小選挙区制だ。
その時々の状況下で出て来る議題について
国会へ各民意の代表者が集まり
話し合いで決めるのが民主主義だ。
正しいことは必ず言葉で説明でき
誤っていることはどこかに矛盾があるから
議論の段階で正される。
少数、多数に係わらず正すべきは正し
理を持って政策決定するのが民主主義のプロセスだ。
国民はそのプロセスを観て良否を判断し次の選挙権を行使する。
小選挙区制はそういう民主主義の重要なプロセスを省略してしまう
最も非民主的な選挙制度と言って良い。
小選挙区比例代表並立制も小選挙区部分はこれとまったく同じであり
当然、小選挙区の定数の割合が増える程非民主的となる。
政権交代を考える前に国民の声に良く耳を傾け聞くことの方が重要だ。
その結果として民意をより良く汲み取った政党が政権に着くことになる。
無党派層が過半数の現在の状況は
民主主義が十分に機能していないことを意味している。
「投票(代弁)する政党がない」
「投票に行っても無駄(死票)になる」
と思う国民は
現在の選挙制度(小選挙区制)を続ければ続ける程増加する。
政治と国民とがまったく遊離しており
人々は不幸にならないよう政治的無関心へと逃避している。
国民各層の多様な民意を素直に汲み取れる仕組みにすべきだ。
比例代表制や小選挙区制と言った両極端の制度ではなく
無難なその中間の選挙制度にすべきだ。
ヨウジ
P.S.選挙の度に一票の格差をある範囲内に是正できる仕組みも作るべきだ。
2倍以上の一票の格差をいつまでも放置するから人々は政治から目を
背ける。