| 三宮晴樹とその友人達(43) ハロルド |
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★タイトル (GSA ) 98/ 6/11 0:11 ( 17)
三宮晴樹とその友人達(43) ハロルド
★内容
三宮洋子は、友人のジョアンナとその幼い娘のソフィーと共に、全米で公開中の
映画「ゴジラ」を観る為に、ブロードウェイの六十八丁目にあるソニー・アイマッ
クス劇場へ入場する列に並んでいた。洋子は元来、ジム・キャリーの新作を鑑賞し
たかったのだが、友人の娘の希望に合わせてこの映画を観ることにした。
「あれ、どういう意味?」
ソフィーが、あるビルを見上げて指差した。そのビルには巨大な垂れ幕が掲げら
れており、その垂れ幕には「ヤツはこのビルと同じくらいデカい!」と英語で書か
れていた。
母親が説明した。「つまり『ガッズィーラ』という名前の怪獣が、あのビルと同
じくらいの高さだということよ」
「そんなのウソだわ」
洋子とジョアンナは、子供らしからぬソフィーの発言に苦笑した。
「どうして?」
「だってもし本当に『ガッズィーラ』があのビルと同じ大きさだったら、あのビル
より小さい映画館のスクリーンに入りきれる筈がないじゃない」
(98/06/10)
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