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吉外信報51 大舞 仁
★内容
一度書きたくて堪らなかった闘牛のことについて書きます。
コリーダの進行
牛編
1 四歳から六歳の同じ牧場から連れてこられた六頭の牛が連れてこられる。
牛が病気になったり、けんかして角を折ったり、けがしたり、死んでしま
ったりした場合など、予備の牛を数頭用意している場合がある。
2 選別された牛がトラックで闘牛場に運ばれ、囲いに離される。
ここで二人の獣医が、地方長官、興行主、飼育家の立ち会いのもとで、牛
を検査し、脚が大丈夫か、目はちゃんと見えているか、角が折れたり、形
が悪くなっていないかなど検査する。
3 コリーダ当日の正午に、ソルシオ(区分けとくじ引き)が行なわれ、牛は
大体同じぐらいの二頭ずつの組みに分け、各組みをマタドールに割当てる。
ソルシオをするには、闘牛士によって、相手をする牛に有利不利がないよ
うにするためである。例えば、大きな角を持った牛は、角の小さな牛と組
みにされるし、もっとも大きな牛は、もっとも軽い牛と組み合わせられる。
4 牛はそれそれ檻に入れられる。
人間編
1 マタドールが興行主に雇われる。小物だったり、人気のないマタドールだ
と問題はない。しかしこれが人気のあるマタドールだと、他のマタドール
と同じではいけないとか、あそこの牧場の牛は嫌だとか、あそこの牧場で
ないといけないとか言い出して、興行主を困らせる。
また、助手はマタドールに雇われる。
2 闘牛当日、マタドールたちはホテルで光の衣装に着がえる。この光の衣装
を着せるには手間のかかる仕事だ。この服はきついのである。シャツ、下
着ピンクのストッキングを二組つけてから、今度はズボンを泊のを手伝っ
てもらう。専用用語では、タレギッリャと呼ばれるズボンをがちがちに固
い上にウエストが高く、また服を全部たくし入れないといけないことにな
っている。とくに重要とされているのは、ズボンのふさを膝のすぐ下のス
トッキングとつながるところで、正しく結ぶことだ。マチョ(男の意味)
と呼ばれるふさはズボンが脚のまわりに適度にきつくなるように結ばれる。
タイ、刺繍つっきのチョッキ、凝った刺繍の短ジャケット、ズボンの上部
に巻く色つきのウエストバンド、バレエ・シューズのような靴、モンテラ
の名で知られる帽子をつければ「光の衣装」は完成する。
3 マタドールはそれぞれ車で闘牛場に向かう。
4 マタドールと助手は闘牛場の馬場で行進の準備をする。裏方たちは、ケー
プの箱をカレホン(アリーナを取り囲む通路)へと持ち込み。モソに渡す。
モソは闘牛用のケープをきちんと折って、チームの誰かが牛にケープを破
られたときにすぐ渡せるように準備する。
5 マタドール率いるチームがアリーナを行進する。最初のチームは一頭目の
牛に備える。他のチームは通路で待機する。
行進の仕方
アルグアシル(巡査) △ △
マタドール □ ■ ◆
バンデリッリェ □ ■ ◆
□ ■ ◆
□ ■ ◆
ピカドール □ □
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ラバ ● ●
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次回に続く