AWC そろそろ大人になろうか 5 なつめまこと


        
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★タイトル (BKX     )  97/ 2/19  22:26  ( 82)
そろそろ大人になろうか 5 なつめまこと
★内容
            額田解放教のアウトライン

◎額田解放教とは?
  現代人類が迎える進化ステージの上で、なつめまことがその十年間の教員生
活をくぎりとして新たなヒューマンネットワークを作るための教義及び組織を
言います。

◎なぜ宗教的装いをまとうのか?
  現代の人間(若者)の自我は、卵の殻のようにかたく割れやすいもので覆わ
れ、その中にあるものは脆弱極まりません。その理由としては次のことが挙げ
られます。
・同種の人間の中で青年期が培われる。
・異質な他者との出会いやそこから生じる緊張が少ない。
・目の前の恐怖や不安はないが、将来に対して常に不安を抱えている。
  これらのために、あなたがたは自分が共感できないものと出会わざるをえな
い場面に会うと、自分の殻に閉じこもって現実との関係が作れなかったり、現
実のシレツな状況によって自分の殻が壊され、精神的な危機に陥ったりします。
  そこで私はその自我の殻を外側から叩いてまわる役割を担います。反応があ
れば、自我の殻を打ち破り−他者と出会い−結合する手助けをする。そうして
できるヒューマンネットワークが解放教団です。このネットワークシステムに
は現世的利潤は介在しません。個の持つ重さ、息苦しさを越えるためのトラン
スパーソナル(超個的)な精神集合体です。信仰対象の特定の神はいません。
我々自身が神であり、ブッダであり、その一部であります。

◎教義

<わがままになりなさい。そうすればあなたは幸せになれる。>

  現代があなたにとって不幸な時代なのは、心優しき者が幼いうちから受難者
になるからです。周囲の期待に応えようとすればするほど、あなたがたは弱い
者いじめに手を貸し続け、受験競争にがんばり続け、他者に気を使い続けます。
そうしているうちに自分があやふやになり、自分の幸福がわからなくなります。
孤立を恐れてはいけません。わがままになりなさい。

<わがままになるなら、宇宙を呑み込むほどのわがままになることに努めなさ
い>

  凡夫のわがままは、自分の周りにある不要なものを他人に押しつけることに
終始します。不要なものとは、食べきれぬものから始まり、廃棄物、人の悪口
自分のストレス、言うことを聞かぬ子ども、身体のきかぬ年寄り、等々自分の
腹に収められないものを人の領域に投げ入れて支えてもらおうとする甘えの裏
返しです。
  解放教の目指すわがままとは、神のわがままです。宇宙を自らの法則で支配
すること。自分が宇宙の秩序そのものになることです。自らの魂が宇宙大にな
ったとき、あなたの悩みの全てが解消し、あなたは解放された存在になります。

<あなたは独りではない。地球の一部であり、宇宙の一部なのだ。>

  額田解放教は「ガイア仮説」を支持します。ガイアとは地球そのものを一つ
の生命体と考えて、ラブロックが名付けた名称です。手塚治虫が『火の鳥』で
何度もそのイメージを紹介しています。あなたも私もそこにいる猫も樹木も、
素材が違うわけではありません。組み合わせの仕方や場のしめかたが多少違っ
ているだけです。私は地球という生命体の場の一部をしめているだけです。私
が消滅しても、別の者が私のいた場所をしめ、地球は消滅しません。細胞の一
つが死んでも私が死なないのと同じです。
  宇宙は次のように進化してきました。
  光→素粒子→原始→分子→生物→人間
  人間より先の進化ステージは光に円環すること、あるいはラセンを描いてジ
ャンプアップすることです。人間から光へということは、肉体からスピリット
(精神)へということです。つまり私たちのスピリットを地球規模、宇宙規模
にネットワークできたときに、私たちすなわち宇宙はまったく新しい「生命」
になるのです。

◎福音書ふうに
・ 人生にとまどい、立ちつくしている人。私のそばに来なさい。大いなる白
 道を教えてあげよう。
・ 存在の不安におびえている人。私のそばへ来て安心しなさい。かわって私
 がその恐れを引き受けよう。
・ 無意識のうちから自分を突き動かす業に苦しむ人。私のそばへ来なさい。
  あなたの悪をそのまま受け入れよう。
・ 自我を肥大させて、その自我で自らを傷つけている人。私のそばへ来なさ
 い。あなたを包み込む存在に気づかせてあげよう。

◎解放教の具体的活動
  私たちのハートを有機的に結びつけるためのブッダフィールド(解放区)を
作り、次の活動を行います。
・人の悪口や噂話のかわりに内的世界や宇宙を語る場や席を共にする。
・日没や星空を恋愛の道具立てでなく、惑星的景観として共有する。
・自然のスピリットの中で衣食住を共にした断続的ないし長期的コミューンを
  作り、都市生活に疲れた心身を恢復し、低エントロピー生活の可能性を探る。
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