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★タイトル (KCH ) 95/ 3/ 9 22:21 ( 24)
古事記 上巻 天地(アメツチ)の初め
★内容
天地が初めて分かれたときに、高天原(タカマノハラ)にできあがったもの
がありました。天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)、高御産巣日神(タ
カミムスヒノカミ)、そして神産巣日神(カムムスヒノカミ)の三人の神であ
りました。さてこの御三方、どうした気まぐれか、あるいは気が合わなかった
のか、各自姿を消してしまいました。
次に国土がまるで水に浮いた脂のようになっているときに、そこから葦の芽
が水面から顔を出すように二人の神が生まれました。その神々の名は宇摩志阿
斯訶備比古遅神(ウマシアシカビヒコヂノカミ)、天之常立神(アメノトコタ
チノカミ)。この御二人もまた自分一人になり、しまいには姿をくらましてし
まいました。
この五人の神々は数多く存在する神々の中でも別格の神々であります。
次に生まれたものは国之常立神(クニノトコタチノカミ)、豊雲野神(トヨ
クモノノカミ)ですが、生まれたらそうしないといけないという取り決めでも
あるのか、また姿をくらましてしまいました。
まだまだ神々が生まれます。宇比地邇神(ウヒヂニノカミ)、女神である須
比智邇神(スヒヂニノカミ)、角杙神(ツノグヒノカミ)、女神・活杙神(イ
クグヒノカミ)、意富斗能地神(オホトノヂノカミ)、女神・大斗乃弁神(オ
ホトノベノカミ)、於母陀流神(オモダルノカミ)、女神・阿夜訶志古泥神(
イモノアヤカシコネノカミ)、伊邪那岐神(イザナキノカミ)、女神・伊邪那
美神(イザナミノカミ)、ととりあえずこれだけ上げられるのですが、男神と
女神とは対をなしており一対で一代と数えます。
従いまして、先に上げました国之常立神から伊邪那岐神・伊邪那美神までを
神世七代(カミヨナナヨ)と呼ばれております。