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★タイトル (CKG ) 94/11/15 22:18 ( 28)
●『続・権力の陰謀』 70万円の腰痛 ヨウジ
★内容
平成3年9月、TDCサービス鰍退職する少し前のことだった。「小説」に
記したように、「街頭や電車内での帝都職員・帝都警察等による嫌がらせと、会
社内での陰口による苛めと、会社から受ける処遇と、そして休日の外出先への帝
都警察の出没による精神的圧迫という八方手を尽くした工作」をやられていた。
いつもそういう苦しみに耐えつつ、会社での重労働もこなしていた。そんなある
日会社で、私は一人UNIXマシンを梱包から出してセッティングする役をさせ
られていた。ところがそこにとんだ落とし穴が待ち構えていた。その大きなディ
スプレイをダンボール箱から出そうとして持ち上げた瞬間、腰にかつて経験した
ことのない鈍い音と痛みが走った。私はその時自棄になっていたのを覚えている
。権力に虐められ、いくら苦労をして成し遂げても、奪われ続けてきた十数年と
、そして尚続けられる弾圧とに。それで思い切り持ち上げたのだった。ほんの一
瞬の出来事だった。
その夏、私は本当に久しぶりの賞与を支給されていた。権力に妨害され、どの
会社も長続きしなかったからだ。かつて貰ったことのない額であった。辛苦のな
かのささやかな喜びだった。だが、痛めた腰はその時思ったより重症だった。も
う二度と重いものを持てなくなっていた。それ以来腰痛は私から離れなくなった
。一日としてそれを意識しないで暮らせる日がなくなった。天気の悪くなる前に
は特に痛んだ。かがむ姿勢をとっても痛むようになった。腰が疲れ易くなった。
10Kg以上のものを持ち上げるときには、余程注意してやらないと、また痛め
てしまう。また、痛めたことが何度かあった。
腰痛は悪くはなっても決して良くはならないらしい。一生これに苦しまされる
のだ。この腰痛は寿命を5年は縮めただろう。多かれ少なかれ私の人生は悪辣な
権力の裏工作の影響を受けてきた。そして、この腰痛は随分安いものになってし
まった。一生が70万円なのだから。
ヨウジ