AWC あ・そ・び          ジュン


        
#500/1336 短編
★タイトル (BEM     )  95/ 9/ 4   0: 3  (200)
あ・そ・び          ジュン
★内容

あ・そ・び


  男 「いくつ?」

 ユ キ「いくつくらいに聞こえる?」

  男 「んー わからん。」

 ユ キ「ねえ いくつ?」

  男  「27。」

 ユ キ「ふーん。わたしは23だよ。」

  男 「へええ 若いんだね。」

 ユ キ「そんなことないよ。」

  男 「ねえ 名前 教えて。」

 ユ キ「えとね ユキだよ。」

  男 「へえー ユキちゃんかぁ。」

 ユ キ「名前は?」

  男 「あ おれ? けいた。」

 ユ キ「仕事は どんな関係の仕事?」

 けいた「んー 保険関係。しがないサラリーマンだよ。」

 ユ キ「へえー じゃ 忙しいでしょ。」

 けいた「うんうん 忙しいよ。で やっと片付けて ここに来たんだよ。」

 ユ キ「ふーん。ご苦労様ですぅ。」

 けいた「いまさー どこから電話してるの?」

 ユ キ「自分ちからだよ。」

 けいた「ふーん。電話したのはじめて?」

 ユ キ「そうなの。ちょっと ひまだったから。」

 けいた「ふーん。」

 ユ キ「よく そこのテレホンクラブには来るの?」

 けいた「んー 4回目かな。」

 ユ キ「なんか 慣れた話し方だねー。」

 けいた「あはは そう?」

 ユ キ「うんうん。」

 けいた「んで 今日暇なら 会おうよ。」

 ユ キ「んーー。」

 けいた「夕飯 食った?」

 ユ キ「まだだけど おなかすいてない。」

 けいた「じゃあさ ドライブなんかどう?」

 ユ キ「え 車は なに?」

 けいた「えーとね テラノだよ。」

 ユ キ「へえ かっこいいね、いいなー。」

 けいた「そうかなぁ じゃドライブ行こうよ!」

 ユ キ「んーー。」

 けいた「ひまなんでしょ?」

 ユ キ「ほんとはね・・・。」

 けいた「うん。」

 ユ キ「ほんとうは ダーリンに逢いたいの。」

 けいた「彼氏って いくつ?」

 ユ キ「ないしょ。」

 けいた「歳 離れてるの?」

 ユ キ「うん。」

 けいた「上?下?」

 ユ キ「上だよ。」

 けいた「ふーん。」

 ユ キ「遠くに住んでて なかなか逢えないの。」

 けいた「ふーん。浮気とか しないの?」

 ユ キ「しないよぉ。」

 けいた「彼氏のほうは 浮気しない?」

 ユ キ「しないよー。」

 けいた「で 僕には会ってもらえないわけか。」

 ユ キ「電話 切りたい?」

 けいた「いや べつにそんなことないよ。
     じゃ なんか楽しい話しでもしようよ。」

  ユ キ「うん。」

  けいた「はじめてエッチしたのは いつ?」

 ユ キ「あはは えとねー わたし遅いよ。」

 けいた「18?19?」

 ユ キ「いや もっとだよ。」

 けいた「いまの 彼氏がはじめて?」

 ユ キ「ううん 違うけど、でも はじめてみたいなものかもな。」

 けいた「ふーん。」

 ユ キ「男の人ってさ・・・誰とでも できるもの?」

 けいた「いや 誰とでもってわけじゃないけど・・一定水準以上なら。」

 ユ キ「一定水準って・・。」

 けいた「んー まあ そこそこなら、したければしちゃう。男は女と違って
     溜まれば したくなるし。」

 ユ キ「ふーん。」

 けいた「女でも したいってことある?」

 ユ キ「ないけど・・逢いたいってことはあるよ。」

 けいた「そうだよね。」

 ユ キ「でも 久しぶりに逢ったときなんかは そのままベッドに
     押し倒したい気分になるけど。」

 けいた「あはは そっかぁ。」

 ユ キ「やっぱさー 遠いとだめかなー。」

 けいた「そんなことないよ。」

 ユ キ「そう?」

 けいた「うんうん。」

 ユ キ「仕事忙しくて なかなか逢ってもらえなかったりするとさ・・
     もう 嫌われちゃってるんじゃないかと思っちゃう。」

 けいた「だいじょうぶだよぉ。」

 ユ キ「そうかなぁ・・。」

 けいた「なかなか 意志固いみたいし・・。」

 ユ キ「あはは 君とは 会わないよ。」

 けいた「じゃさ 賭けしない?」

 ユ キ「ん?どんなの?」

 けいた「いまから 電話一回切って、もう一度ユキちゃんが電話して
         僕が電話を取ったら 会うっていうのはどう?」

 ユ キ「電話って そこに何台くらいあるの?」

 けいた「んー 10台以上はある。なかなか大変なんだよ〜 電話が鳴ると
     みんなで奪い合い。」

 ユ キ「ふーん。じゃ そうしよっか。」

 けいた「うん。」

 ユ キ「じゃね ばーい。」

    ・・・・ガチャン。

    ・・・たまには 浮気してみるのもいいかもなぁぁ
    なんちって。やっぱり できないな。。

       ゆういち 好きだよ。早く逢いたいよ。。           ジュン




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