AWC 四角い顔のアナタ 4   永山


        
#3503/5495 長編
★タイトル (AZA     )  96/10/20  20:35  (150)
四角い顔のアナタ 4   永山
★内容
1.落書き瓦版 n2984/2984
●タイトル (TKO*****)  199*/10/22  00:11  (  8)
妄想癖か     所10
●内容
 つまらない>村雨クン。本当にそれを信じているのなら、警察にでもどこへ
でも、かけ込みなさい。

 今のままでは直接会っても喧嘩になるだけでしょうね>クッキーさん。どう
したらいいんだろ。^_^;

 阿邑さん(菱倉さん)のお葬式については、私が調べますから、有志を募っ
て行きましょう。


1.落書き瓦版 n2985/2985
●タイトル (JCN*****)  199*/10/22  01:01  ( 36)
妄想を膨らませるわし M・W
●内容
 これから書くのは、M・Wなりの妄想です。お許しを>所さん、村雨さん(^^)

 最初に所さんが悪意を持っている場合。
 わしが考えたのは、阿邑=所10さん説。所さんは実は、所さん本人と阿邑
さんとの二人一役をやっていた。いわゆる二重IDです。この間の今楽問答、
ログを取った方は調べてみてください。所さんと阿邑さんの文章フォーマット
は、大変似ていると思うんですよね。「>ALL」みたいに人を指し示した直
後に文章を続けるとき、所さんも阿邑さんも句点を打たれています。わしや他
の方は一升空白入れてるのに。
 たったこれだけのことで、とお笑いになるでしょう。けど、所さんが阿邑さ
んの役もやっていたとすれば、今度のごたごたはすっきりするんですよ。ここ
のメンバーで阿邑さんと会ったことがある(となっている)のは、所さんお一
人。これまでは一人二役を楽しんできた。だが、この間の今楽問答の際、「阿
邑さんに会おうオフ」が提案されたので、慌ててしまった。ばれてしまうと、
これまで築き上げてきた地位が崩れかねない。(^^;) どうしようと困っている
とき、ふと、殺人事件のニュースを知った。おあつらえ向きにいかにも阿邑さ
んっぽい人が犠牲者になっている。そうだ、阿邑は死んだことにしよう。こう
考えて、所さんは一芝居打った。が、菱倉美奈江を知る者が意外と近くにいた
のが誤算だった・・・。

 次、村雨さんが悪意を持っている場合。
 こちらはいくらでもあるです。単純に、所10さんをおとしめたいからとい
うのではつまらない。空想歴史蔵を引っかき回して潰したい。村雨さんが阿邑
さんを知ってるとして、実は阿邑さんを殺害した村雨さんは、所さんに罪を着
せるため、芝居を打った。あるいはもっと深読みして、一度引いて、所さんが
正しかったとしてみせてから、菱倉さん殺害の罪を、所さんに擦り付けるつも
りだ、とか。

 最後にお二人がぐるの場合も考えたんですけど、さすがにこれまで書くのは
よしましょう。
 要するに、今のままじゃあ、どうとでも取れるわけ。特に村雨さん。推測だ
けなら、あなただって殺人犯になるってこと、お分かりでしょうか?

 ご不快な思いをさせたことを、深くお詫びします。m(__)m
 僭越ながら、今後のやり取りで、わしや他の皆さんを不快にさせることのな
いように、お二人にお願いします。


           *           *

部屋番号5 *プライベート使用
 現在、以下の方が参加しています。

  ゆうみん[BVH*****]
  美瓶馬[CRA*****]
  流れ星[SSP*****]
  墓守[DEG*****]
  M・W[JCN*****]
  クッキー[ZGD*****]

ゆうみん:そろそろ終了時刻です。結局、所さん、来ないまま終わりそう。
流れ星:あれ以来、ぴたっと顔を見せなくなりましたね。ここにもボードにも。
クッキー:M・W君が悪ふざけしたせいじゃないのかなあ?
ゆうみん:少しでも、阿邑さんのお葬式の話をしたかったんですが……。
M・W:わし一人のせいですか?>クッキー あいつにも責任あるでしょ
墓守:事件が事件でしたからねー。
クッキー:あいつって村雨さんね?>M・W
流れ星:葬式、もうタイムリミット過ぎてるでしょう>ゆうみん
M・W:はい、あの野郎です(^^)
ゆうみん:村雨さんも極短い間、暴れるだけ暴れて、来なくなりましたね……。
美瓶馬:村雨さんの話は不愉快だわ>ALL
美瓶馬:するなら、所さんの話だけにしてくれませんか>ALL
墓守:お怒り、引きずっているようで……>美瓶馬
流れ星:分かった>美瓶馬 所さんに戻ってもらうため、方策を考えよう。
M・W:わしも反省しております。m(__)m>美瓶馬
ゆうみん:方策を考えると言っても、原因が分かりません。
美瓶馬:何度も謝ってもらわなくていいですよ>M・W
墓守:原因、僕とM・Wさんとが、羽目を外しすぎたことじゃあ?>ゆうみん
クッキー:腹立てたから出て行くって人じゃない感じだけど、所さんって
ゆうみん:あの二人が揃っていなくなるのは、おかしな気がします>墓守
M・W:他に原因、あるかなあ?>ALL
流れ星:もう一度、メールを出してみる?>M・W、墓守
美瓶馬:所さんなら、放っておいてもいつか戻ってこられると思いますけど、
   できる限り早く戻ってほしいです

(……略……)


           *           *

 所10−−ハンドルネーム−−−は、久しぶりの陽の光に、目を細めた。
(一週間ぶりか。この歳になって手術、それも逆まつげの手術を受けるとは思
わなかったが……やはり、やって正解だった)
 両目をしばたたかせる。逆まつげになっていたのは右目だけで、下側の一本
が中に入り込むような生え方をしていた。そのまつげの向きを変えるため、ほ
んの少し、目の下を縫った訳である。
 のんびり、歩いて自宅に帰った所10。いつもは娘に送ってもらっていたの
だが、今日は外出する用事があるとかで、行きしなだけである。万が一にも完
治せず、目の包帯を取ってもらえない場合は、タクシーでも呼ばねばならなく
なるところだった。
 明かりの灯っていない家に帰り着く。玄関をくぐる際に、夕刊を取り込んだ。
 新聞を自分の目で読むのも久しぶりだ。そんなことを思い浮かべると同時に、
不意に例の事件が思い出された。
(どいつもこいつも、悪ふざけが過ぎる。いや、今はそんなことを言っている
場合でない。もう一度、菱倉家の事件を自分の目で読んでおこう)
 十八日付の夕刊を探し出す。問題の記事はすぐに見つかった。
「どぉれ」
 読み始めようとした矢先、小さな写真に目が行った。
「……これは」
 一家三人の顔写真が個別にあった。小さくて分かりにくい。所10は、菱倉
美奈江の物に目を凝らした。
「違う。阿邑さんじゃない!」
 一人、叫んだ。混乱する頭で考える。
(どういうことだ……。あいつ−−村雨が正しかった? じゃあ、郵便物はど
うなるんだ? 考えられるとすれば……菱倉家の誰かの友人に、阿邑がいたの
かもしれない。何かの理由で住所を知られたくないから、菱倉の名を借りた−
−。だが、当たっているとして、何のためにだ?)
 一度だけ見たことのある阿邑の顔が、脳裏に浮かんだ。
 が、次に、そのビジョンをかき消すように、ベルの音。誰か訪問者が、呼び
鈴を押したのだ。
「はい、どなた?」
 大声で言いながら、玄関口に向かう。
 返事はない。所10はドアを開けた。
「−−君は」
 訪問者の顔を見、その名を口にしようとした途端、所10は腹部に衝撃を、
続いて激しい痛みを感じ始めた。


           *           *

 所10を殺すため、菱倉の事件を利用してみたが……うまく行ったようだな。
あんな風に騒ぎ立てれば、所の奴がしばらく顔を見せなくなるのは予定通り。
 所の奴が死んだとも知らず、連中、「顔を見せなくなったね」なんて話して
やがる。疑うことを知らない奴等ばかりで助かったよ、全く。いつまで待つつ
もりだい? 出て来やしないよ、所は。
 文章の癖、ちょっと変えただけで別人になりすませるのは、いいねえ。だー
れも気付いていない。俺−−あるときは村雨詩郎、またあるときはM・W−−
が、所10の馬鹿野郎を殺したことを!
 ……そう言えば、菱倉美奈江だか阿邑だかを殺した犯人、結局、誰なんだろ
うなあ? うまくやりやがったもんだぜ、そいつも。

−−終




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