AWC 《AIDSについて考える》(1)           カ


        
#2472/3137 空中分解2
★タイトル (JHM     )  92/12/11   6:26  (100)
《AIDSについて考える》(1)           カ
★内容



          「喉元過ぎれば熱さ忘れる」

 とはもうしますが、そのうち地獄の業火に焼かれる日も近いのでございます。もはや
古くさい落語の枕話にも、こんなのがございまして?・・・・。

 ちょっと遊びすぎたせいか、熱っぽい体。だるく、咳も出、肺炎かもしれないと心配
になり、近くの御医者様の元へ。

「先生、肺炎でしょうか?」
「まぁ、仮に肺炎としても・・」
「カリニ肺炎!?」・・・・・・・・・・・・・・・・Pneumocystis Carinii原虫
                         による肺炎。エイズ、等の
「おいっ!耳をかっぽじって聞け!」        免疫不全状態によく起こる。
「カポジ肉腫?!」・・・・・・・・・・・・・・・・Caposii Sarcoma 同上
「う〜ん・・・何言ってるの?何か思いあたるというか、身に覚えは無い?」

 もう話を聞くどころの騒ぎではありません。遊び人の彼。それはそれはそりはそりは
大いに「身に覚えがある」。いや「"mini"覚え」どころではない「"l
覚え」がある彼は「移しまくってやる」と保険証もそのままに飛び出してゆきました。
挙げ句の果てに逆にうつされ、遺体は早春のゴミ捨て場で発見されました。

  フラン シーヌ
「腐乱死体の場合は・・・・」

あまりに〜も御馬鹿さんでありましたとさ。


 そんなこんなで、皆さんエイズにかかっちゃいないか心配な毎日を御過ごしの事?と
は存じますが、ついつい、そういう不安が頭をよぎるんでございます。健康診断の時に
も、ともすれば、ついつい、こう聞いてしまいます。

 「 エイズの検査はしないの? 」

すると、健康診断の方も慣れたもので、

 「 身に覚えの無い方は大丈夫ですよ 」

と、とっさに切り返す。思わず頬のあたりが

 「ピクピクピクピクピクピクピクピクピクピク・・・・・」

と引き吊ってきちゃうんでございますな。もう、それだけで、危険度の高いグループの
一員だって事が判明しちゃったんですねぇ。はっはっはっは。

 「 この前のスキー・・・・えがった〜 」
 「 秋に行ったテニスの合宿・・・・えがった〜 」
 「 昨日行った ディスコ ・・・・ ムフ えがった〜 」

衣食住全て彼氏におんぶにだっこの「成金OL」諸嬢なんかは、歩くカリギュラなんて
言った方が良いくらいで・・・。

             (女性ナレーション)

  「 じゅるじゅるなるままにひぐらし こころにうかぶいやらしごとを
    じゅるじゅるなるままにやりつければ あやしうこそたまのこしけれ 」

マイルーラも、荻野先生も万能ではないのかもしれません。そのせいか、来るべきもの
が、なかなかに来ないんです。う〜みゅ・・・・どうするべ??

 「 仕込んでしまえば 誰のか わからぬ どうすりゃ よかんべな〜 」

そこはそれ、彼女の力量が試されます。チャイニーズ・スープなど飲みまして、元気を
出して頑張ります。

 「 未婚ではらめば 立場も無くなる 責任取ってよね〜 」

 奉賀帳を回す様な気分でチョックラその辺を回れば、それなりに集まるんでございま
すな。ホッとした途端に来るべきものが来てくれて、マルマル浮いちゃったんですね。
これ幸いに「傷心を慰めるため」とかいう名目を作っては、海外旅行へと繰り出すので
あります。

 さて、エイズは「身に覚えの有る様な事」をせぬ限り絶対に感染しないのですが、
「身に覚え」の塊といった観がある彼女の運命は如何なるものとなるのでありましょう
や?

 「海外旅行延べ1000万人」という時代なんですが、「イェロー・キャブ」と異名
を取る日本女性達。海外で拾って国内でもアクティブに「御広め」になる訳でして。

 古来、女性は太陽であった。そう、女神様。「まき散らす大神」って処でしょかね?
男はみんな「おぉ神よ!」って、恐れおののくオノコとなり果てるのでありましょうか
?これだけエイズで騒いでいるのに、未だ買春ツアーは止みません。エイズと判明した
外国人ホステスは帰国したという事ですが、再入国しないという保証はありません。

 エイズに感染してから、検査で感染が判明するまでには4〜6週間が必要です。それ
までは、誰にもわかりません。

 砂漠の嵐どころでは無い「大嵐」が吹き荒れるのも、そう遠くは無い事だろうと思い
ます。しかし、「身に覚え」のある様な事をしないならば、絶対に大丈夫だ、という事
は永遠の真実であるのです。「身に覚え」のある様な事をしないならば、一緒にエイズ
の患者さんと暮らしていても決して伝染しません。ですから、「抗体陽性」の方々に対
する、言われ無き差別は絶対に排除する必要があります。血液対策の進歩により、輸血
であるとか血液製剤であるとかからの感染は、ほぼ皆無といえる様になってきました。
これからエイズになる方々は「身に覚え」ある事を自らなさった方々であります(ごく
少数の例外を除いて)。「身に覚え」ある様な事をした、という事実には後ろ指を指し
ても、「エイズ」である、という事実には後ろ指を指す事の無い社会を作ってゆきたい
ものだと思います。





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