AWC 《現代カラオケ史観》               カラオケ救


        
#2469/3137 空中分解2
★タイトル (JHM     )  92/12/11   6:23  (101)
《現代カラオケ史観》               カラオケ救
★内容


 マイク・ハナサンは同じテーブルにいる人々に、20世紀末におけるカラオケ史について
話し始めた・・・・・。

「 マイクを握っている間って、酒を飲みませんよね、タバコも吸わない、曲を選んで
 いる間もね。つまり、飲酒や喫煙のデューティ・サイクル(*)が低下しますよね・
 要は適度に酔って、皆で騒げば良いわけだから、飲酒量を押さえるヘッジになってる
 方が都合が良い訳です。店の方も、アル中になったり、肝臓を壊してもらっても別に
 儲かる訳ではありませんから、カラオケ料金で収益を上げられるのであれば構わない
 という図式になります。

  また、酒の瓶を眺めて、「この酒は・・・・・」と酒に関するウンチクを垂れながら
 一人酒をする、もしくは困難から逃れるために一人酒する、というのはアルコールへ
 の依存の第一歩でありますから・・・・・GO FHEALTH 【SALON DE-依存症】 参
 ストレスは皆と分かち合いながら歌って飛ばす、寂しい一人酒を防ぎ、アルコールへ
 の依存の道を絶つ、という非常に重要な効能がありますね。

  また、横隔膜を鍛える(笑)・・・・・という事から【低肺機能の防止】に役立つ、
 の説が、この10年程の" FOLLOW-UP STUDY "の結果から明らかになってきました
 深く大きな呼吸により、脳の酸素摂取が向上し、【ボケの防止】にも役立つ、という
 のもどうやら本当のようです(笑)。

  さらに、この国際化の進展著しい世の中を鑑みるに【自己表現力に乏しい日本人】
 という評価が固定化してしまっては困るというのは誰しも同じ思いであった訳でして
 【カラオケ】による【自己表現力の向上】も目的の一つにあげられます。

  幸い、この10年程の間に世界各国でもカラオケ大流行の気運が盛り上がってきた
 おかげで、カラオケは国際交流に欠かせぬ重要な【社交の道具】になってきました。

  ( カラオケ・マシンは「ソンナ・バカーナ」という曲を流している・・・・・ cf. コパカバーナ

    〜〜〜〜 ソンナ・・・ソンナ・・・バカーナ・・・・アホ〜ナコト〜アルカ〜ヨ・・・・・ 〜
 〜〜〜〜 ソンナ・・・ソンナ・・・バカ〜ナ〜・・・マコトニ・・・・・イカンニ〜ゾンジマス〜・・・

  そうですね。忘れてはならないのが、さかのぼる事、10数年前・・・・・・・・・・・・・・・

  【カラオケ・ボックスの登場】

 でしょうね。【カラオケ・ボックス】は【飲酒習慣とカラオケの分離】に成功しま
 した。ストレスの多い現代社会において、何等かの発散の手段は必要不可欠なもの
 とはいえ、それ以前の【カラオケ】は・・・・・酒と不規則な生活・・・・・接待と無理
 に塗れたカラオケであったのですが・・・・・そうではなくなったのです。純粋に音楽
 楽しみ、人との交流を楽しむものとなったのです。

  兵農分離により日本の武家社会が・・・・・いえいえ・・・・・【酒カラ分離】によっ
 考え方によっては、【秀吉の刀狩り】よりも余程エポック・メーキングな出来事が
 起きたわけですね(笑)。以後、【カラオケ】は、

  【 good life-style 】

 のシンボル的存在になってきた訳であります。

  しばらくして、酒造メーカーやタバコメーカーもカラオケ産業に参入してきました
 そして、それらの企業の業態構造転換に大いに役立ったのです・・・・・そういえば・
 【ハーフタイム・ブランド】のカラオケ・ボックスが業界シェア1位なんですね・・・・

  オフラインといえば【ハーフタイム】のカラオケ・ボックス・・・・ISDNのデー
 端末に 100型のディスプレイがつながっている訳ですから、全国の仲間と顔を見て
 しながらの一大ジョイント・オフが可能なのですね交通費や時間の節約になりますし
 資源の有効利用にもつながります。

  ボケないで「健やかの老いる」ためには、【ライフ・スタイルの改善】というの
 が不可欠ですが、この10年程に行われた" FOLLOW-UP STUDY "の結果からは、

  【カラオケする群】と【カラオケしない群】

 との間に、HRA(健康リスク評価)におけるスコアの改善度合に有為な差が認め
 られ、さらに、実際の死亡率や入院率においても差がみられる事がわかってきまし
 た。【カラオケ】は【健康増進(Health Promotion)】に大層役立つ事が明らかに
 なったのです。

  また、独居老人の社会参加のよすがにもカラオケは強力な手段となり得る事が
 証明されてまいりました。その為か、市町村の【保健センター】が【カラオケ・
 センター】へと名称変更する処まで出たということです・・・・・(^^;)・・・・・。

  この様な世の流れの先を見抜いておられたのでしょう。皇太子殿下もカラオケを
 たしなまれておいでであったのであります(あぁ、やんごとなきかな・・・・・)。
 おかげ様で【皇太子杯全国カラオケ選手権】も今年で3回目を数えております。

  若手官僚で組織した【関東カラオケ行政研究会(関行研)】も省際での交流に
 役立ち、来年には【カラオケ保健庁】設立に向けての予算措置の目処もたってきた
 処であります・・・・・ 」

  テーブルの他の3人は「ポカーン」として、ただ聞き入るばかり・・・・・カラオケ・マシン
 が、さっきから同じ曲をくり返しくり返し流し続けている・・・・・。

    〜〜〜〜 ソンナ・・・ソンナ・・・バカーナ・・・・アホ〜ナコト〜アルカ〜ヨ・・・・・ 〜
 〜〜〜〜 ソンナ・・・ソンナ・・・バカーナ〜・・・マコトニ・・・・・イカンニ〜ゾンジマス〜・・・・・

  《 ・・・・・黄金の国・・・・・ジパングから・・・・・カラオケはやってきた・・・


(*) デューティ・サイクル : 元来は「パルス波形の性状」を表す言葉
      ________        ________
  ________     ________          A
      ↑   ↑   ↑      −−−−−−− × 100 (%)
        A   B         A + B

    ここでは「宴会の時間のうち、酒を口にしている時間の割合」の意味





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