AWC リレーQ>ブッシュ大統領殺人事件(35) クリスチーネ郷田


        
#1872/3137 空中分解2
★タイトル (MEH     )  92/ 6/26  21: 5  ( 91)
リレーQ>ブッシュ大統領殺人事件(35) クリスチーネ郷田
★内容

 一同に会した、コピーされたブッシュたち。彼らは病院にいた精神病患者とは関係無
いので注意したい。ホワイトハウスに集合した大統領たちは、お互いに話し合った。

「ワタシタチヲアツメテ、ドーシヨーッテノカネ」
「シッタコッチャーナイデース」
「オーウ、ソイツハキノドク。ワタシシッテマス」

遠くを見ていたブッシュの一人は、ぼそりとつぶやいた。
「エッ、オシエテクレタマエヨ」

ブッシュはため息をついて、こう言った。
「……ワタシタチ、ハイキショブンニナルノデース」
「オーマイゴッド、ソレハホントーデスカ」
「ホントデース。ワタシタチ、ガスシツオクリナノデース」
「オーウ、ソレハワルイジョウダンデショ?」

「……イヤ、ホントウナノデース」
「ク、クソウ。ナゼ、ワタシタチ、シナネバナランノカ。サクシャハヒトゴロシカ?」
「トンデモナイデスネ。ヤイ、サクシャ。ナントカイッタラドウダ」

注:作者は優しい人間だ。だから、痛くないように殺す事にした。

「トモカク、ガスシツハイヤデース。」
「ソウソウ。ガスハ、クサイカラネ。」
「キミノオナラモ、クサイデース」

ドアをノックする音が響き、突然部屋に割り込んで来た男がいた。その人物は、大声で
こう叫ぶ。

「きょほほほほ!痛くない、痛くないよーー!!!」

 ある会合で、ある人物が目をくり抜かれた。それを目のあたりにしたために発狂して
しまったムオーキ・アージョの姿がそこにあった。彼が極めて正常な人間だったがゆえ
にである。しかし、いくら物語の展開上とは言え、「発狂」までさせてしまいすまなく
思う。許してくだせえ、青木さん……。

アージョは、懐からダムダム弾入りのライフルを取り出し、ブッシュを撃ちまくった。

注:許せ、ブッシュたちよ。物語のなりゆき上、痛い殺し方をしてしまった。仕方が無
かったのだ……。
お詫び:ブッシュ様。あなたに痛い思いをさせました。ごめんね。

「ヤ、ヤメテクレエ!オー、ノー!!」
「きょほほほ!痛くないから安心しなさいっ!」

「ギャー!」「アウッ……」「グウッ」

ホワイトハウスは赤く染まり、レッド・ハウスとなった。そして、コピーのブッシュは
全員死んでしまったのである。

残るはオリジナル・ブッシュである。聞くところによると、オリジナル・ブッシュは巨
大な体格で、一日に5個ぐらいブッシュの卵を産むとの事だ。(名付けるなら、女王ブッシュと言ったところか。)

ムオーキ・アージョは、血にまみれた手を見つめていた。

その時、クーパー捜査官がホワイトハウスに飛び込んできた。

「……こいつはむごい!」
乗り込んできたクーパー捜査官、そしてクリスチーネは、開口一番こう言った。
「くそっ、遅かったか。」

「ええ、私が来た時は、すでにこのありさまでした」
「あなたが第一発見者ですね。お名前は?」
「ムオーキ・アージョ。」

「犯人は見なかったの?ねえ、アージョ!!」
「見た。見たさ……。」

「えっ?犯人を見たのね。わーいわーいうれしいな。犯人は誰なのよ?」
「犯人は……おまえ、おまえだ!!クリスチーネ!」

「えっ……あたし?あたしじゃない!あたしじゃないわよ、ねえ。クーパー。」
「おまえだ!おまえがブッシュをなぶり殺しにするのを俺は見たんだ!」
「ええっ、そうなの?まいっちゃうなあ。見られていたら仕方がない。そう、あたしが
犯人なのよ。記憶には無いんだけど、そう言う事にしておきましょう。でも安心して。
殺されたのはコピーされたブッシュで、オリジナル・ブッシュはまだ元気なんだから。」
「ええっ、そうなのか。」
「でも、オリジナルも命を狙われているんだ。」
クーパーは、何がなんでもブッシュ暗殺を阻止せねばならないことをムオーキに説明し
た。
「……わかりました。私も協力しましょう。私の霊能力で、何人か協力者を募ってみま
しょう。恐らくこの事件に強い執着心を持っている人物が寄り付いてくるはずです。」

ムオーキは、この作品に未練を持つ霊魂に呼びかけた。
「むむむ。来てます。『ふーみん』さんや『印旛』さん、『コーキチ』さんの姿が見え
ます。おおっ、他にも続々と……!!」

                         (続く)




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