AWC 放屁論92 クリスチーネ郷田


        
#1402/3137 空中分解2
★タイトル (MEH     )  92/ 1/25   2:46  ( 60)
放屁論92               クリスチーネ郷田
★内容

はじめに
 この論文は、「92年度放屁学会」で、ヘオヒルト=ブッヘ氏によって発表されたも
のである。放ひ学会も手淫学会と同様歴史の古い学会で、ジュラ紀からあるそうだ。
我々はこの論文をあるルートから手に入れた。
それは国道16号線だったのだが、そのため車にひかれそうになった。この文書を手に
いれるのはまったく命がけの作業であった。
実は、恐ろしい事に、関係者の一人が交通事故で死んでいる。
死んで行った同胞、マイケル氏にこの論文を捧げたい。
ついでに、平賀源内先生にも捧げたい。

放屁論概説(一部省略) ヘオヒルト=ブッヘ
 屁とは尻から出るくさいガスの事を言うのだが、ただくさいだけで役に立たないよう
に思われてはいないだろうか?あんなもの、ただ音がするだけで何にもならないと思っ
ている人も少なくないだろう。だが、それは迷信だ。屁は、あれでなかなか役に立つも
のなのである。例えば、コミュニケーションにうまく利用すれば強力な武器になる。
屁で結ばれたカップルも少なくないだろう。
最近では「屁語」と言って、口ではなく尻で喋るのがトレンドだともいう。

屁をブーとやれば、そこに笑いがおきる。プリプリ、でもいい。
ピピピピーでも、もちろんいい。
ブバーブブブバー
ブスブス、ボバーン、でもいいと思うが、もらすとヒンシュクを買うので勧められる音
色ではない。
屁は実に直接的な笑いだが、面白いのは事実だ。
このように、笑いの面で活躍している屁を、我々は認めてやらねばならない。
そこで、私は良い事を考えた。
屁をうまいタイミングでぷうーとやる人に対して、勲章や賞を授けるのはどうだろうか。ノーベル賞などは頭が良ければ誰でもとれる。ピューリッツァー賞なんてのも、ちょっ
とばかし良質な取材をしただけでもらえるのだから楽なものだ。
アカデミー賞などはもっと馬鹿馬鹿しい。日本アカデミー賞などは、どぶに流すべきだ。
つまらない賞をもらって喜んでいる暇があったら、もっと屁をうまく操れる特訓をしな
くてはいけないと思うのは、私だけではないだろう。私だけかもしれないが。
放屁学は、まだまだ新しい学問と言えるが、いくつかの成果があがっているので簡単に
触れてみよう。
まず、尻から放出されたガスの流れをフラクタル理論から考察して、さらにドップラー
効果を考慮にいれてその音の特性、周波数やインピーダンスを割り出す。
詳しい事はよく知らない。
とにかく、分析によって屁の個性を割り出すのだ。指紋が一人一人違うように、屁の個
性も様々である。肛門、胃腸の形状が違えば屁も違うのであろう。
研究者ともなると、においをかぐだけですぐに「誰々の屁だ」、と言い当てる事が出来
るという。
警察でも、殺人現場に残された屁のにおいを、犯人逮捕の有力な証拠だとしてかいでい
ると言う。あえて名付けるなら、屁紋だろうか。
どことなくheavenを思わせるこの響きは、なかなか良い命名ではなかろうか。

こうした屁の活用は大変結構なのだが、技術は諸刃の剣である。
この不可思議なガスが武器として悪用される事を考えると、私は戦慄を感じる。

屁をすかすと、ものすごく臭い事は御存知だと思う。
その「すかす」技術をさらに発展させると、体内の複雑な化学反応によって毒ガスを生
産することも可能になる。
最近の例では、サダム=フセインが放屁技術を「毒ガス」として悪用しようとした話が
有名だ。放屁技術の管理は、今後の課題であろう。
かなり深刻な課題だが、解決しなければ、我々の生命も危うくなる。

一刻も早い解決策が見つかる事を願ってやまない。

END




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