#1282/3137 空中分解2
★タイトル (MEH ) 91/11/22 1:48 ( 69)
オナニタは男だ! クリスチーネ郷田
★内容
射精シリーズ2(こんなもんシリーズ化するのかと思うと、われながらあきれる。)
西暦3030年。
サイボーグ人間や強化人間は当り前のこの時代、格闘マニアを興奮させる過激なゲームが本日もコロシアムで行われている。
このゲームは一種のガンファイトで、強化人間同士がお互いを殺すまで戦いあうというものだった。
ただ、ここで説明しておかねばならない事が一つある。
このゲームにはおかしなルールがある。つまり、使用される銃弾は「自分の精液」でなくてはいけないのだ。そこのところがこのゲームの最大の特徴であり、また面白いところである。強化人間たちは精液さえも強化しているため、鉄板などは軽く貫通出来るほどの精液を発射出来るのだ。
また、特訓を重ねることにより精液を爆発させることも可能だ。
原理はわからないが、チャクラが関係しているらしい。
まあ近年では特訓しなくても、ニトロを分泌できるように自分の肉体を改造すればいいのだけれどね。
さて、本日もそのゲームが行われるのだ。客席はすでに満員になっていた。
全裸のレフェリーがコロシアムに登場する。なんで全裸なのかは、つまり伝統だから全裸なのだ。古代のオリンピックなども、選手は全裸であった。そのへんと関係しているようだ。
「レディースエンドジェントルメン。アンド、おとっつあんおっかさん。グッドモーニングおこんにちわグッドアフタヌーンおこんばんわ!!」
レフェリーのジョー樋口4世が馴れた口調で喋り出す。
「本日のメインエベント!選手の入場です。」
今回戦う選手は、オナニタ・アツシとチンポ・ツルタである。どちらも強そうだ。
彼らはテーマミュージックに乗って手をふりながら入場してきた、と思ったらいきなり二人とも射精をはじめ、ツルタの額から意味もなく血が出た。いきなりすごいバトルだ。
場内は騒然とした。
広いコロシアムには隠れるところがないので、彼らは遠くからお互いに照準をあわせて、狙いを定めて発射する。
まさに男と男の戦い!ああ、なぜ男は戦わねばならないのだ、神よ……。
壮絶な阿修羅地獄の阿鼻叫喚がコロシアムに現出した。
観客もその緊張が伝わって来たのであろう、水を打ったようにしずまりかえっている。
オナニタとツルタは素早く走り回りながら、お互いのスキをうかがっている。だが全裸だから走りにくい。理由はあえて言うまい。
「……こんなふうに走り回っていると、疲れるだけだ」
ツルタは思った。
次の瞬間、ツルタは大きくジャンプし、全体重をかけて決死の射精を試みた。
作戦は成功した。オナニタはそれを肩にもろにくらい、そこが貫通して血だらけになってしまった。
「ウグッ!」オナニタは苦痛に顔をゆがめながらも闘志を燃やす。
「やるなツルタ!しかしわしは負けられないのじゃあ!」
オナニタは、男だ。自分が不利になればなるほど、オナニタは燃えるのだ。
「くらえツルタ!俺の必殺技を!」
オナニタは、ものすごい早さで、連続して射精した。今まで誰もそんな早技を見た事は無かった。ツルタはよけきれず、それを全身に浴びた。思いきりオナニタの熱い魂の叫びを食らってしまったのであった。
「グワアアア!」
ツルタは、体中を蜂の巣のように穴だらけにして、バッタリと倒れた。
赤い血がダラダラと流れだし、彼はあっけなく息たえた。
「オナニタ!オナニタ!オナニタ!」
コロシアムには、オナニタをたたえる声が響いていた。
その声を聞きながらオナニタはポツリとつぶやく。
「ツルタ……。」
戦いは終った。
オナニタの目には、大つぶの涙がいまにもこぼれ落ちそうになっていた。
END (プロレスファンの方、本当にごめんなさい)