AWC 幻想味はあっても幻想的ではない   永山


        
#3495/3580 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  25/05/24  17:47  ( 21)
幻想味はあっても幻想的ではない   永山
★内容
 テレビ朝日系で放送のドラマ「天久鷹央の推理カルテ」第五回を録画視聴。ネタバレ
注意です。
 アニメ版の中で評判のよかったエピソードということを何かで読んで知っていたの
で、期待を膨らませて視聴開始。結果、期待は裏切られなかったです、はい。
 泣かせる系の話になるのは、子供の患者、白血病というワードだけでも充分に予測が
付く。悪ガキ三人も実はいい奴なんだろうなというのも、ある程度想像できるし、実際
その通りに進む。
 要するにベタな展開に終始したと言っていいんですが、それでも割と感動しました
し、ミステリとしての出来も悪くない。
 個人的には最初、天使の位置付けが、“最後の一葉”みたいなものだと漠然と思って
いたので、ややチグハグに感じましたが、そういうことねと最後には納得できたです。
いやまあ、それでも絵本をばらばらにするくだりは、無理筋だなあと思いましたが。
 医療に関するネタが余りにも専門的で、一般人(^^;には解きようがないのはしょうが
ないとはいえ、勿体ない。難しいかもしれませんが、事前に手掛かりとして一部、提示
するような筋書きにできないかしらん。
 ちょっと引っ掛かるとしたら、天使の件。病院の当初の対処の仕方が淡泊に過ぎるん
じゃないかと。天使の出る病院てある意味“死のお迎え”ってことで評判が下がる可能
性あるし、大人が本気出して調べれば仕掛けはすぐに分かりそうだし、タブーになるよ
うな話ではない気がする。

 ではでは。





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