#3436/3597 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (lig ) 25/03/30 00:36 ( 71)
AI執筆 らいと・ひる
★内容
お久しぶりです。
朝霧三郎さんと永山さんが生成AIのお話をされていたので、私もそれに少し混ざりた
いと思い、近況の報告も兼ねて書き込みたいと思います。
現在、私はChatGPTの有料プラン(月額20ドル)を利用しています。おかげで、AIとの
長文のやりとりが可能になり、非常に楽しんでいます。
物書きの端くれとして、生成AIを使った小説執筆にもチャレンジしてみました。
以前のChatGPT(バージョン3.5まで)は、長文が書けず、内容にも矛盾が多くて実用
にはほど遠いものでした。しかし、最新のGPT-4.0oを使い、『GPTs』というプロジェク
ト機能を活用して試行錯誤した結果、10万文字以上の小説を書くことができました。
※試験運用でGPT4.5も使えますが、長文は無理です。
一度に出力可能な文字数は3000〜4000字程度ですが、細かな指示(プロンプト)を数
百回繰り返して書かせました。
ジャンルはSFファンタジーで、とあるゲームを題材にした異星でのサバイバル物語で
す。
作業手順は以下の通りです。
1. GPTsでプロジェクトを作り、世界設定(約3000字以内)をAIに読み込ませる。
2. 登場人物や特殊用語を順にAIに学習させる。
3. AIに大まかな話の案を出させ、気に入ったものをプロット化。
4. プロットから各話の詳細プロットを作成させる。
5. 詳細プロットを元に執筆させるが、AIは話を盛ったり矛盾したり設定から逸脱しがち
なので、何度も修正を加えて学習させる。
6. 10話ごとにあらすじと重要事項をAIに抽出させ、それを新しいプロジェクトに引き継
いで続きを作成。(トークンの節約)
面倒に感じるかもしれませんが、AIの癖を掴むと非常に効率よく作業が進みます。実
際、3000字ほどの出力がサーバー状況にもよりますが、約1分で完成することもありま
す。
試験的に、小説投稿サイト「ハーメルン」で公開した結果、以下のような反響をいた
だきました。
- ユニークアクセス(UA):11,796
- お気に入り登録数:175件
タイトルやあらすじの工夫もありましたが、生成AIによる小説がそれなりに受け入れ
られたことは間違いないと思います。
ハーメルンでは普段は使用しない別名を使って投稿しました。なので、私の名前を検
索しても出てこないと思います。
生成AIを目の敵にする勢力が存在しますので、あまり表だってやるのはリスクが大き
いかなと。
ちなみに、上記の作品を18禁化してノクターンノベルズ(小説家になろうの姉妹サイ
ト※18禁特化)へ投稿する計画を始めています。
まともに指示すると18禁作品などは書いてくれません。せいぜい、ソフトなキス止ま
り。
そこで18禁表現をするように学習というか設定というか、説得作業をすると、あら不
思議、官能小説ばりの表現をしてくれる。
設定の違いによっては同じGPTsなのに頑なに18禁表現を拒むものもあれば、私が小説
作成用に設定したGPTsでは、今ではいとも簡単に書いてくれるのです。
生成AIについて語ろうと思ったけど、近況が長すぎたので今回はこれまで。
ではでは。