#3221/3602 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 24/09/22 17:24 ( 22)
身近だけれど知らぬ人 永山
★内容
日本テレビ系で放送のドラマ「GO HOME 〜 警視庁身元不明人相談室 〜」第九
回を録画視聴。ネタバレ注意です。
前回の感想で、私が一縷の望みを掛けた細い予想はやっぱり外れでした。まあ、そり
ゃそうだわな。話は陰謀やら潜入捜査やらの不穏な流れに入ることなく、まっとうな?
感動ものとして描かれていた。亡くなった同僚が、実は身元が定かでなく、行旅死亡人
扱いになるという設定はとても魅力的で、本ドラマで一番の見せ所なんじゃないかと思
います。
で、これ自体の出来はいいんですけど、一つ気になったのは、今から三十年ほど前だ
と、「身内に殺人犯のいる者は警察官になれないのが定説」という話が出てきたのです
が、これは事実なのか。少なくとも現代においては、そのような決まり事はない、とさ
れている。いや、現代だけでなく、過去にもそのような決まり事はなかったはず。ひょ
っとして、“決まり事”はないけれども、“慣習”としてず〜っと生き続けているとで
も言うのかしらん?
作中では戸籍偽造と言っていたけれども、観ていると、戸籍の入れ替えなのかなと思
う。入れ替えたのなら、相手の男が生きているのかどうかが気になる。多分、次回以降
で明らかになるんでしょうけど。途中、堀口(と名乗っていたの)が誰なのかを調べる
ことばかりで、入れ替わった相手については全然調べようとせず、その上で堀口側の都
合だけですべてを白日の下にさらす気になっているように見えた。相手側の事情も調査
した上で、もし方向性が相反するのであれば、どちらを採るべきかを慎重に判断しなけ
ればならないような。
ではでは。