#3197/3612 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 24/08/29 02:35 ( 44)
今日も早め、今日も十角館 永山
★内容
台風が徐々に迫ってきております。なかなか寝付けないこともあり、停電にならない
内に書き込みをば。
『十角館の殺人』>
祭さん、情報と考察をありがとうございます。(^^)
先日書きましたように、X旧Twitterで(主にドラマ版の)「十角館の殺人」の
感想を追っかけています。いかにして映像化したのかについてのネタバレを踏まない
か、ビクビクしつつ。ネタばらしの注意喚起なしに、あの一行をそのまんま呟いている
人がいるくらいなので。
で、多く見られるコメントが、祭さんと同じく「原作既読でも面白かった。よくでき
たドラマだ」という旨のもの。恐らくうるさ型の割合が高いであろう推理小説ファン・
ドラマ好きからの評価がこれだけ高く、賞賛する声が多いのは、やはり優れた作品に違
いないと期待が膨らみっぱなしです。次いで多いように感じられるのが、「原作を読ん
だ記憶を消してドラマ版を観たい」であるのも面白い。こちらのコメントは「種を知っ
ていたらつまらない」というニュアンスではなく、「真っ新な状態でドラマ版を観たら
自分はどう感じるんだろう?」という好奇心から来ているみたいでした。
なのに私が、Huluに(ひと月だけ)加入して観なくては!とならないのは、別の
期待――もしかしたら館シリーズが次々にドラマ化されるのではないか?と妄想してい
るため。全作ドラマ化されても、一ヶ月あれば視聴完了できるはず。(^^; 映像化が難
しいという意味では、『黒猫館の殺人』辺りに挑戦してほしいな(無茶ぶり?)。ま
あ、実際には辛抱たまらなくなって、近い内に加入・視聴することになりそうですが。
漫画での顔の描き分け他
顔の描き分けと言うと、個人的には「嘘喰い」がいの一番に思い出されます。完結し
たあと評判を知って読み始めたのですが、コマによってキャラクターの顔を崩しすぎ
で、全然見分けがつかなかった。川原泉作品では、ひどくディフォルメした顔になって
も、キャラの見分けがつかなくなることはなかったのに。不思議といえば不思議。
読者・視聴者はキャラクターを何《なに》で覚えるかに関しては、これも私の場合で
すが、ドラマや映画では顔で覚えようとすることが多いです。演じる俳優が有名な人だ
ったらキャラクター名よりも、俳優の名前で呼びますし。ただ、この覚え方だと似た感
じの若い俳優さん、特に女優さんを区別できなくなるケースが年々、増えている気が
(汗)。
小説では名前で覚えるしかない気がするのですが、登場人物の数があまりに多いと、
いい加減になってくることもあるかも。もしくは、その人物の職業だけ記憶して、名前
は覚えないというのは確かにあります。
これが漫画では少し微妙になってくるのかな。ビジュアルがあるんだから顔で覚えら
れるはずが、描き分けのできない・しない作家さんや、わざと崩す作家さんもいるでし
ょうから、そういう場合は一筋縄ではいかない。といって、名前で覚えるかというと、
そもそも顔が一定しないのであれば名前と結び付けられない訳で。ストーリーを追うの
に合わせて、この役はこいつ、あの役はあいつ、みたいな具合にふわっと認識している
ことが結構ある気がしてきました。
ではでは。