AWC すごく・ふしぎ   永山


        
#2646/3699 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  23/04/25  20:16  ( 28)
すごく・ふしぎ   永山
★内容
 NHK−BSプレミアムで放送の「藤子・F・不二雄SF短編ドラマ」第五話と第六
話を録画視聴。ネタバレ注意です。

<昨日のおれは今日の敵>
 主演の塚地が、原作漫画のキャラにそっくり。それだけで笑えてしまう。(^^)
 ただ、本エピソードは、原作における白と間があってこその部分が大きく、映像化で
はそこをうまく出せていなかった印象を受けました。オチとなるラストの画一つ取って
も、わちゃわちゃやっている感が、映像だとどうしても嘘っぽくなるというか、“らし
さ”が損なわれるような気がする〜。塚地が部屋をぐるぐる回っているときの表情なん
かも、真顔による“らしさ”が、実写では出しにくいんじゃないかなあ。


<親子とりかえばや>
 これはよかった。元々、ほろっとさせるところのあるエピソードだけれども、映像化
によってより強まったように思えたです。現代風にアレンジした部分も、うまく溶け込
ませていた。
 若干、時間が足りない気味だったのは惜しい。父と息子、心が入れ替わって恐慌を来
しつつも、お互いのことを知っておこうとするくだりは、もうちょっとじっくり描い
て、切迫感を出して欲しい気がした。
 風邪で休んだ(ことになっている)上司に相談(それもよりによって恋愛相談)を持
ち掛け、外で会う部下って……大丈夫? ^^;


 どちらの作品も、SF的な現象が起きるんだけど、そこに関する疑問や仕組みについ
てはほぼほぼスルーで、視聴者(読者)をすんなり物語世界にいざなうのは、作風なの
か作者の名前故なのか。とにかくすごい。

 ではでは。





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