#2592/3697 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 23/02/27 17:47 ( 26)
極限定的送り人 永山
★内容
「担架送り」は正しい表現か否か。
最近目立つようになったと感じる表現、「担架送り」。格闘技などスポーツの試合を
伝える記事で、よく使われると思います。
さて、この「担架送り」という言い回しは正しいと言えるのか、間違っているのか?
格闘技を例に取ると、失神KOで負けた選手は、担架に乗せられることがある。確か
に、担架に送られている。
けれども、そもそも担架に乗せるのは途中過程であり、病院に運ぶのが主目的である
はず。なので、すべて病院送りとすべきではないか。
昔を思い出してみると、「担架で病院送り」と記していたように思う。今は速報性が
求められる時代だとでも言うのか、「担架に乗せられるところまではこの目で確認でき
たけれども、病院に送られたかどうかを確認している余裕がない。だから“担架送り”
でいいだろ」てな事情があったりして。
でも、「担架送り」だと、その後ほどなくして回復して、歩いて帰った……かもしれ
ないというニュアンスを残していると思うと、何だか格落ちだな。(^^;
あと、大相撲でたまに、力士が足を痛めるなどして、意識はあるけど歩けない場合、
車椅子に乗せられて退場しますよね。あれなんかは「車椅子送り」?
そういえば、プロレスの試合形式で、棺桶デスマッチなるものがありまして。対戦相
手を棺桶に閉じ込めたら勝ちっていうルール。これなんかは棺桶送りイコール勝利。(^
^)
日本で行われたことがあるか分からないけど、そのものずばりのストレッチャー(担
架)デスマッチというのも米国等で行われた記録があるはず。相手を担架送りにすれば
勝ちのはずですが、担架に乗せねばならないかどうかの判定は誰がどう下すのやら。普
通、KOされた状態だろうから、だったらKO負けでいいのでは。(^_^;
ではでは。