#2518/3690 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 22/12/18 19:58 ( 36)
風物詩的な 永山
★内容
今年もAWC大賞の季節か〜と告知を見て思った、空模様が霰からみぞれに変わった
今日一日でした。(^^)
AWC大賞については、何かよい案はないかなと頭の片隅で考えつつ、何もなく過ぎ
てしまうのが歯がゆい。よそのサイトを間借り、たとえばカクヨムの自主企画として開
催した方が、まだ票が入りそうで。(--;
旧作をいくつか、小説投稿サイトに上げているのですが、時代を感じさせる物はどう
しようか迷うことがしばしばあります。
一部の手直しで行ける物は直した上で“移植”していますが、そうでないものが悩ま
しい。影響が大きいのはやはり携帯電話、スマートフォンの有無。
ミステリのクローズドサークル物だと、携帯端末で外部とつながれるのは困る。け
ど、これは案外簡単に解決できる。悪天候で通じなくなったとか、孤島を訪れているか
ら電波状況が極めて悪いとかにすれば済む。
ほんとに影響が大きいのは、日常を描いた作品の方。中学生から大学生ぐらいの若者
が、携帯端末なしに過ごしている不自然さが際立ってしまう。いちいち手直ししていた
らきりがないくらいに関連場面は多いし、固定電話時代だからこそ成り立つエピソード
もそこそこある。
そんな悩みを解決する方法を一つ、思い付き、たまに実行しています。(^^) 名付け
るならサンドイッチ手法かな? この名称で想像が付くかもしれませんが、作品の最初
と最後に過去を振り返るシーンを入れて、元々の本編を昔の話ってことにしちゃう。あ
る作品なんて、本編登場人物の娘が親の秘密の記録を読むという形にしてみたところ、
娘世代で新たな展開を描けそうな気がして、いい感じに。(^^;
他に今回気付いたのが、鉄道の切符。思い出に紙の切符を取っておくシーンが、現代
だとかなり不自然で、困った。その鉄道会社はまだ全線電子マネー対応になっておら
ず、田舎の駅だから、みたいな言い訳めいた文言を足して、どうにか切り抜けたつもり
(汗)。
どうしようもなかったのが、登場人物らがカラオケなどで唱うシーン。唱うだけなら
まだしも、(実在する)曲名を具体的に示し、さらにその曲に関した小ネタがちりばめて
あるとなると、にっちもさっちも行かなくなる。前後はどうにか現代っぽく読めるの
に、ここだけ過去にタイムスリップした?って。登場人物の一人に、「懐メロ限定カラ
オケ〜」とか言わせればいいのだろうか。それでもなお、拭いきれない違和感があるよ
うな。
ではでは。