AWC オランダの赤鬼   永山


        
#2338/3566 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  22/09/01  20:53  ( 27)
オランダの赤鬼   永山
★内容
『泣いた赤鬼』関連>
 はい、私も#2336に書いたように、芝居を打つくだりは古今東西によく出て来る
話だと感じるので、そこを使うこと自体に問題があるとは思えないです。別の例で言う
と、「AはBが好きだが友達Cを気遣って身をひいた」といったような、物語の基本設
定の一つと見なせるんじゃないかと。
 著作権云々で言えば、“『泣いた赤鬼』という物語が存在してこそ成立する面白さ”
を狙った作品については、使用申請しても判定が厳しくなるんじゃないかなと想像して
います。
 まあ、実際に裁判になったケースがあるのかどうか、その結果も含めて分からないの
で、あくまで想像に過ぎませんが。
 実際、“泣いた赤鬼”で検索していると、舞台劇として一度承諾されなかったのが後
に認められて上演可能になったとか、鬼を他のものに置き換えた演劇が催されたという
写真入り記事とかも出て来るので、きっと承諾するケースもたくさんある、割合でいえ
ば承諾する方が多いのかもしれず。

ウィレム・ルスカ>
 プロレス界で赤鬼と言えば、柔道から転身したオランダのウィレム・ルスカになりま
すが、この人もある意味“泣いた赤鬼”だろうなぁ。
 アントニオ猪木との異種格闘技戦は、ルスカが、大病を患う奥さんの治療費を稼ぐた
めに受けたと言われていますし、プロレス転向後はさっぱり順応できず、しょっぱい二
流レスラーとの評価が定まってしまった。格闘技の実力はピカイチとされ、ブラジル遠
征では地元の英雄でバーリトゥードの経験豊富なイワン・ゴメスと喧嘩試合で渡り合っ
ているので本物だったのでしょう。少し時代があと、総合格闘技全盛の頃にアマチュア
からプロに転向できていたら、実力通りに正当な評価を得ていた可能性が高い。色んな
意味で、泣かされてきた格闘技人生後半だったんじゃないかしらん。

 ではでは。





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