#1529/3580 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 20/09/10 20:21 ( 27)
違和漢 永山
★内容
テレビ朝日系で放送のドラマ「刑事7人」第六シーズン第六話を録画視聴。ネタバレ
注意です。
六週も見てきてタイトルの書き間違いに気付く。「刑事七人」ではなく「刑事7人
」。以前のシーズンでも直した覚えがあるな……。
さて、今回のエピソードは超の字が付くほど分かり易いというか、定番中の定番ネタ
で固めてた、刑事ドラマで一から十まで全部当てたのって久しぶり。自慢にならんけ
ど。
殺害現場の密室状況が完璧すぎると、たいていはこれっていうトリックなので、そこ
に思い当たりさえすれば、糸がほつれる編み物みたいにみるみる解けていく。それこそ
床の傷や不治の病なんていうヒントがなくても、充分に想像可能。
問題は作中の捜査員がどうしてその程度の真相に、すぐに思い至らないのかという
点。今回は主人公達の班ではなく、別の班が捜査に当たり、その指揮官が事件に間接的
に関与していたという展開でしたから、分からぬように捜査の妨害をして進展しないよ
うにしてたんでしょうけど、それでもおかしな点がちらほら。
たとえば、井鳥の遺体から発見された繊維片、どうして最初の時点で見付かっていな
かったのか。主人公が属する班の側の解剖医が解剖すると、新たな証拠が出て来るとい
う悪いパターン。先に触れた床の傷や病についても同様で、本来の捜査員達は何をして
たんだと言いたくなる。
井鳥殺害について、現場周辺には防犯カメラの類は一切なかったのか。現場の部屋は
マンションの一室という感じだったし、井鳥はネットで株をやっていたようですから、
ある程度は防犯意識も高いんじゃないかと推察されるんですが。
あと、恒例の?“よかったところ探し”もしておきましょう。(^^; 刑事の裏の顔を
あぶり出す的な台詞が出て来ましが、しばらくの間、青山のことを言っているものと思
ってました。しばらくして気付いて、強引なダブルミーニングのおかげで台詞がやや不
自然になったきらいはあるものの、悪くはないと感じた次第。
ではでは。