#1077/3583 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 19/08/21 21:57 ( 23)
主役だからって持ち上げすぎ 永山
★内容
テレビ朝日系で放送のドラマ「刑事7人」シーズン5第六話を視聴。ネタバレ注意で
す。
十年前の事故と現在進行形の殺人事件を描いているのに、「被害者の父親が事故の十
日前に自殺している」って台詞はちょっと不親切じゃないかな。事故の被害者の父親で
ある可能性が高いとは言え、殺人事件の被害者の父親である線も最初から捨てきれるも
のでなし。上の台詞が出たときに画面に映っていた資料に目を通せば、迷うことなしに
理解できるんでしょうけど、短い時間で読み切れなかった。
前から気になっていたことなんですけど、天樹の政府が時々薄っぺらい印象を受け
る。今回は、十年前の事故現場である交差点に、殺人事件とつながりがある人間がこと
ごとくいたという、すでに明白な事実を、一人ずつ名前を挙げて芝居がかって主張する
のって、何なの。脚本のネタだけでは短くて尺が足りず、時間稼ぎのために引き延ばし
の台詞を放り込んだように見えました。
ストーリーとしては、真相が分かり易い部類に入ると思います。ただ、アイディアは
悪くないし、ちょい役と思われた誘導員が意外と重要だったのもいい。小エピソード的
なものでいいからもうひとネタあれば、もっとがっしり・どっしりした作風になりそう
なんだけど、そういうテイストは制作陣が望んでいないのかしらん?
殺人の被害者が、事故の取材調査で分かったことを警察に全然伝えていないのが不思
議。元刑事が関与しているから、警察を信用できないというのはあったかもしれません
が、他にやりようがなく、最終的には警察に知らせて動いてもらうしかないだろうに。
ではでは。