#301/3621 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 17/12/15 23:10 ( 33)
“出生”の秘密 永山
★内容
NHKの番宣番組で「出生の秘密」を“しゅっしょうのひみつ”と読んでいるのを耳
にしました。
これって“しゅっせいのひみつ”と読むんじゃないの?と思い、調べてみたところ、
定まったものはない模様。知らなかったです。
私個人の感覚では何となく、血筋とか家系、生まれのニュアンスだと“しゅっせい
”、子供が生まれることそのものを表す場合は“しゅっしょう”と、使い分けているつ
もりです。前者の例は“しゅっせいの秘密”ぐらいしか浮かびませんが、後者は“しゅ
っしょう届”、“しゅっしょう率”、“しゅっしょう前診断”といったところ。
ところで今回検索して認識したのですが、「出生前診断」の「前」をどう読むかも定
まっていないとか。“出生ぜん診断”なのか“出生まえ診断”なのか。
日本テレビ系で放送のドラマ「今からあなたを脅迫します」第八話を録画視聴。ネタ
バレ注意です。
過去話にたっぷり時間を取って、結構いい感じに仕上がっていました。が、それでも
なお説明不足に感じるところもあり。稚奈を死に至らしめたのは雨垂れの会だと、千川
が確信する理由がちょっと弱い。もっと決定的なものが欲しかった。
ターゲットを殺害するために、その近くにいる人物を偽の用事で遠ざけるというやり
口は、私もネタで考えたことあります。というか、ストックしてる。私の案では、ター
ゲットを殺害するのではなく、探偵を偽の依頼で遠ざけることで、ターゲットを探偵に
一定期間、頼れなくするというものですが。
今回、弱いなと思うのは、やはり殺害方法でしょう。贈り物のオルゴールから漂う柑
橘系の香り蜂を誘き寄せ、ターゲットは刺されることによりアナフィラキシーショック
を起こして死亡するとの流れでしたが、確実性がない。前回も雨垂れの会は、確実性の
ない、事故を装った凝り過ぎの殺人をやっていましたが、この犯人は、プロバビリティ
の殺人(可能性は高くないが怪しまれない、事故を装える殺害方法を手を変え品を変
え、何度も行うことにより、いずれ殺害に成功することを期待する殺人方法)を志向し
ているのかしらん。それにしたって、迂遠すぎますけどね。今回のやり口だって、わざ
わざ千川を遠ざけたんだからこの一回で成功しなければ、次の機会を得るのは難しい訳
で、そうなるとプロバビリティの殺人なんて悠長な真似はやってられないはず。
次回で最終回ってことですが、この展開からどうやって脅迫屋の本分に持って行くの
か、興味津々。最初からそれをやれよ!なんてことにならないように。
ではでは。