#179/3603 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 17/08/23 20:36 ( 30)
ぐるっと回って元通り 永山
★内容
この前の日曜日にやっていた、日本語に関するバラエティ番組で、日本人が発音しづ
らい言葉ベストテンみたいなコーナーがありまして、その中の何位だったか忘れました
が、「見誤る」が入っていました。
この「見誤る」は、特に関西の人間が発音しづらい言葉だとか。
確かに言いづらいけど、アクセントを無視すれば簡単な気もする。関西人を見分ける
ネタとして使えるけれど、推理物の手掛かりにしたらさすがに怒られるかな(笑)。
フジテレビ系で放送のドラマ「僕たちがやりました」第六回を録画視聴。ネタバレ注
意です。
進みの遅かった前回以上に停滞。
これまで積み重ねてきておいて、主人公ら四人組は結局、第二回とほぼ同じ立ち位置
に戻っている。多少は心理面や仲間との関係に変化は生じているだろうけれど、基本的
には全く同じ。
既に感覚のおかしくなっているこの四人に、今さら刑事が出て来て、死んだ十人の写
真を見せて、一生苦しめ云々と“呪い”を掛けたって、殊勝に苦しむ玉かよと思う。実
際、一日経てば平気な風になってる奴も描かれていたけど。葛藤するならする、しない
ならしないで、中途半端に描くのは一番よくない。どちらも描きたいのであれば、せめ
て線引きがどこにあるかを示して欲しい。
その、刑事が四人組の前に現れる場面、どうして刑事は居場所が分かったんだろ?
そりゃあ地道に聞き込めば、立ち回り先は把握できるだろうし、張り込んでいればうま
く出くわすこともあるでしょう。だけど、パイセンが父親のやった偽装工作を馬鹿みた
いにぺらぺら喋っているところに居合わせるというのは、できすぎ・やりすぎ。ご都合
主義と言われても仕方ないのでは。もしも待ち伏せしていたのなら、録音ぐらいしてる
はずだけど、そういった様子もなかった。
あと、四人組と親しい女性教師が、実はパイセンの父親に恨みを抱いていたという展
開になったけど、伏線が全くなかったと思う(見落としてたらごめん)。そのため、意
外さよりも唐突さが勝ってしまった。分かり易い伏線や暗示を、早い段階で入れておく
べきだった。
ではでは。