AWC 大林宣彦監督の映画  談知


        
#276/566 ●短編
★タイトル (dan     )  05/09/01  04:00  ( 19)
大林宣彦監督の映画  談知
★内容
 昨日大林監督の映画のビデオを借りてきて観た。「あした」とい
う作品だ。新尾道三部作のひとつ。この前は「ふたり」というのを
観た。あとひとつを観れば三部作を全部観たことになる。内容はと
いうと、まずまずかな。まあ傑作というほどではないが、大林監督
らしさはでているように思う。小樽を舞台にした「はるか、ノスタ
ルジィ」というのを観たのだが、これは傑作だった。よかったので、
中山恒の原作を図書館で探して借りたほどだった。
 とはいうものの、初期の作品、尾道三部作はもっとよかったよう
に思う。「転校生」「さびしんぼう」「時をかける少女」の尾道三
部作とか、「天国にいちばん近い島」とか、すごくよかった。
 よく言われることだけれど、この監督は少女を描かせると抜群の
腕があるね。本質的に少女好き、ロリコンではないかとか言われて
いるが、それも納得できるような映像を撮る。やはり好きでないと、
こううまく少女は撮れないと思うぞ。
 大人の女性を描いた映画、たとえば、吉永小百合を撮った「女ざ
かり」などいまいちな感じだったもんな。やはり少女のほうが力が
はいるのかな。
 まあ今後も少女を撮って、傑作な映画を作ってほしいものだと思
う。





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