AWC 書くということ  談知


        
#271/566 ●短編
★タイトル (dan     )  05/08/27  05:51  ( 46)
書くということ  談知
★内容
 文章を書く書くといいながら、なかなか書けない。なぜ書けない
のだろう。怠け者だからか。
 そんなことを思っていたら、昨日ブックオフで、「小説家・ライ
ターになれる人、なれない人」という本を見かけたので買ってみた。
読んでみると、なるほどということが書いてある。一番の眼目は、
書く気が起きるまで待っているというのはいけない、ということ。
書く気が起きようが起きまいが、とにかく毎日一定の時間書くこと。
いってしまうと、これにつきる。毎日定時に書く。とにかく机の前
に座りパソコンのスイッチをいれる。そして書く。書く気が起きて
いても起きていなくても書く。それだけだ。
 書くことを習慣にしてしまう。本当にそれだね。以前毎日書いて
いたときは確かに習慣になっていたと思う。まあ本当の習慣ではな
かったわけだが。途中でやめてしまったところをみると。しかし、
毎日書いていたもんな。パソコンに向かう前は何にも考えてない。
パソコンのスイッチを入れてから書くことを考えた。それでもとに
かく何か書いていた。それでいいんだね。
 何より書くことを優先すること。これもその本に書いてあること
だ。書くことから逃れるために、いろいろやりだしたりするのが人
間だ。それが必要だからやっていると思っているが、結局書くこと
をやりたくないがためにそんなことをしている。基本的に人間って
怠け者なんだな。
 書くことがそんなに大事か。という点については疑問もあるが。
世の中の大半のひとは文章なんか書かなくても平気で人生を渡って
いる。文章を書かなくても楽しく暮らせる。それなのになぜ私は書
くのだろう。書きたいと思っているのだろう。
 自分というものを表現したいのかな。自分とは何者なのか知りた
い。私が知りたい。書くことによって自分が分かってくる。そんな
感じなのかな。
 本屋へいってみると、本本本。いやもうもの凄い量の本が並んで
いる。世の中に本はもう十分あるのだ。この大量の本のなかに、さ
らに1冊自分の本を入れる必要があるのか。そんな意味があるのか。
そんなことをよく考える。
 まあしかし、本というものはもともと多品種少量生産品である。
いろんな本があるから意味があるのだ。いろんな本があることに意
味があるのだ。そう考えれば、そんな大量の本のなかに私の1冊を
加えることもあながち無意味ともいえないんじゃないか。なぜなら、
私の本は私しか書けない本だから。私しか書けない文章を書いた本
ならば、それらにもう1冊加える意味はある。今はそう思っている
んだけれどね。
 書くことに必要なことは、とにかく何が何でも書くこと。それだ
けということだな。書くことを習慣にしてしまう。毎日定時に書く。
毎日淡々と書いていく。それだけだな。
 久しぶりに書いたら、何だかまとまらない文章になってしまった。
以前が良かったというわけでもないが、やはり書いてないととっち
らかった文章を書いてしまう。しかしまあ第一回としては、こんな
もんかなあ。これから毎日書いていこうと思っている。こうご期待。





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