AWC 作文:まほうつかい   永山ES


        
#155/569 ●短編
★タイトル (AZA     )  04/03/23  23:36  ( 20)
作文:まほうつかい   永山ES
★内容
 ぼくのねる時間は九時に決められています。けれど、この前はぜんぜんねむ
くなかったので、おふとんの中でうそねをしたよ。
 それから三十分ぐらいして、ぼくのへやにお父さんが来て、
「きよし。おきてるだろう? お父さんはちょうのうりょくしゃだからわかる
んだ。早くねなさい」
 と言ったの。ぼくのしんぞうはびっくりしてどきどきしだして、くるしかっ
た。がまんして、ねたふりをつづけたからおこられなかったよ。
 でも、どうしてお父さんにぼくのうそねがわかったのか、ぼくはわかりませ
ん。考えるとあたまがいたくなっちゃう。一回だけだとまぐれかもしれないん
だけれど、いつも当てるんだ。おもい切ってお父さんにきいたら、
「ねむってるときのことをかんがえてごらん」
 と、ヒントをくれました。
 ぼくはねむっているときのことをかんがえたけれど、やっぱりわかりません。
 お母さんにきいたら、
「おとなになったら使えるようになる、ちょうのうりょくよ」
 と、わらっていました。
 おとなってすごいなあ。


※参考文献:『頭の体操』(多湖輝 光文社)





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